瀬戸大橋

この祇園神社は、かっては瀬戸内海に臨む浄山と呼ばれる小高い岬で、平安時代頃に造られた旧長浜城址。

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室町時代に城の鎮守「長浜宮」として創建され、長浜大明神と呼ばれた。その後江戸時代の後半に祇園宮と合祀し「祇園神社」となり、明治3年に「素戔嗚神社」と改称後、明治21年以降再び今の名前となっている。

江戸時代に北前船が下津井港に寄港するようになると、祇園神社には船主により寄進された玉垣や船絵馬などが奉納されている。北前船は物資以外にも各地に文化を伝える役割も果たしていたことが分かる。

本殿
社叢
拝殿
名称 祇園神社
所在地 倉敷市下津井1-13-16
TEL 086-479-9468
概要 下津井港に挟まれた浄山と呼ばれる高台(海抜22m)に海の守護神「下津井祇園神社」が鎮座している。

この高台は平安時代頃に造られた旧長浜城址で室町時代に城の鎮守「長浜宮」として創建され、長浜大明神と呼ばれた。

その後「祇園神社」、「素戔嗚神社」などと呼ばれた後、今の名前となっている。

特色 境内から瀬戸大橋や瀬戸内海の眺めが素晴らしい。

郷土記念物下津井祇園神社の社叢」ー昭和56年(1981年)指定ー

下津井祇園神社の社叢は、瀬戸内海に臨む小高い岬に形成されている為、備長炭で知られる海岸性植物のウバメガシ(通称バベ)の巨木群を中心に約30種類の樹種が生育している。

これらの中には学術的に貴重な温帯性植物のクスドイゲも各所に散見される。

また、境内にはこの港町に訪れた歌人や小説家、画家が下津井や瀬戸内海を詠んだ歌碑も数多く建てられている。

倉敷市指定重要文化財 書跡・典籍 下津井祇園文書(もんじょ)8冊 昭和45年3月20日指定

祇園神社に所属する江戸末期の文書

旧長浜記(1801)ー下津井港問屋規制などの当時の商法を知ることが出来る。

玉垣勧進帳(1827)ー当時の下津井の経済的繁栄を表す神社への寄進について記載。

長浜宮本殿再建帳(1805)、諸願留帳(1848)など

港町として賑わった下津井の繁栄ぶりを示す貴重な資料として「日本遺産構成文化財」にも指定された。(倉敷市役所ホームページを参考)

交通 JR瀬戸大橋線児島駅より下津井循環バス18分、下津井港前下車徒歩1分、

瀬戸中央自動車道児島ICより車約6分

駐車場 参道鳥居前に県営駐車場が有り
参道
瀬戸大橋
歌碑

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