笠岡市は人口51,907人。岡山県の南西端に位置する町でカブトガニの繁殖地があることで有名。
古くからの内陸部に、山の迫った狭隘な海岸部を干拓して生み出した広大な干拓地から成る陸地部と、南に向かって連なる多島美で知られた笠岡諸島から構成されている。
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Google Mapー笠岡市・井原市・浅口市・里庄町・矢掛町のホテル・旅館案内地図ー
本州に一番近い神島は、干拓によって陸続きになり広大な農地(べいふぁーむ笠岡)が誕生した。
道の駅「笠岡ベイファーム」のまわりには、春の菜の花、夏のひまわり、秋のコスモスなどが咲き乱れ訪れる多くの人々を楽しませてくれる。
笠岡諸島には、神武天皇が山に登って吉凶を占ったといわれる高島、夏には伝統ある白石踊りや海水浴客で賑わい白砂が美しい海水浴場や瀬戸内海の眺望が素晴しいハイキングコースなどがある白石島、笠岡諸島最大で、古くから石の産地として知られる北木島、温暖で冬に霜も降らない真鍋島などが飛び石の様に連なっている。
また、明治時代の初め小田県の県庁所在地であったことから、笠岡小学校付近にはそれを伝える貴重な建物が残されている。
岡山県内でも最も島しょ部の多い笠岡市。かっては陸地部分は平野部が少なく丘陵が海に迫っていたが、江戸時代以降、吉浜地区に始まり、富岡湾干拓、笠岡湾干拓などを行い陸地部を増やしてきた。
笠岡市の南には、白石島、真鍋島、北木島など7つの有人島をはじめ、31の島々からなる笠岡諸島がある。そのほとんどが瀬戸内海国立公園に指定されており、心安らぐ美しい風景が数多く残されている。
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笠岡市-市役所 TEL 0865-63-2111 〒714-8601 岡山県笠岡市中央町1-1
人口 50,346人 うち65歳以上人口 17,421人(34.6%) 世帯数 22,568世帯 総面積 136.39㎢
主な見所
古城山公園、小田県庁跡、カブトガニ博物館、竹喬美術館、道の駅「笠岡ベイファーム」、ベイファーム笠岡、太陽の広場、御嶽山、神護寺、かさおか古代の丘スポーツ公園、木山捷平の生家、六島灯台、井原鉄道記念館、笠岡港、魚好人一休、笠岡諸島、北木島、白石島、真鍋島
笠岡市街地の中の小山にある公園でJR笠岡駅からも近い。文学碑、歌碑、展望台などがあり、笠岡市街地、笠岡湾、笠岡湾干拓地などが一望できる。戦国時代から江戸時代初期にかけて笠岡城があった。
国指定の天然記念物カブトガニをテーマにした博物館で、カブトガニの繁殖地神島水道に面した所に建てられている。敷地内には7種8体の実物大の恐竜が展示されており恐竜の生きた時代を体験することができる。
国営笠岡湾干拓建設事業の行なわれた、ベイファーム笠岡にある道の駅。農産物、農産加工食品の直売所やレストラン四季彩などが人気で多くの人が訪れている。周囲の農場は、四季の花で埋め尽くされる。
祭り・イベント等-北木島の流し雛(旧暦3月3日)、さくら祭り(4月)、真鍋島の走り神輿(5月)、ひったか(5月)、おしくらんご(6月)、よっちゃれの夜(7月)、笠岡港まつり花火大会(7月)、白石踊り(8月)、大島の傘踊り(8月)、ひまわりフェスティバル(8月)、神島天神祭り(9月)、コスモスフェスティバル(10月)、大空と大地のカーニバル(10月又は11月)、いちょう祭りかさおか(11月)、カブトガニ駅伝大会(12月)、べいふぁーむ笠岡マラソン大会(1月又は2月)
名物・特産-干いちじく、吉備焼、バラ、石材、カブトガニまんじゅう、フリーズドライフラワー、抹茶いちじく、牛肉、灰干し、卵、のり、北木石、焼き菓子、スウィーツ、
市の木ーいちょう、市の花ーきく、市の魚ーしゃこ
沿革
昭和27(1952)年 4月 1日 小田郡笠岡町、金浦町が合併(笠岡市)
昭和28(1953)年10月 1日 小田郡城見村、陶山村、大井村、吉田村、新山村、神島内村を合併
昭和30(1955)年 4月 1日 小田郡神島外町、北木島町、真鍋島村、白石島村、大島村(柴木地区を除く)を合併
昭和35(1960)年 4月 1日 小田郡北川村を合併、
笠岡諸島の中で最大の島で、「北木石」の産出と加工で栄えた。島の東方の大浦・楠地区では島の自然が保たれており、秋葉山、八幡山は瀬戸内海の眺望が素晴しいハイキングコースとして人気がある。
笠岡諸島のほぼ中央に位置する白石島は、周囲約10km程の風光明媚な島で国の名勝に指定されている。島には国の天然記念物に指定された「鎧岩」を始め至る所に大きな花崗岩が露出し、独特の景観を呈している。
笠岡諸島の内県内では六島、飛島に次いで南部にある真鍋島、平安時代藤原氏の一族が真鍋氏を名乗り全盛時代には付近の島々を配下に治めたと言われている。「瀬戸内少年野球団」などのロケ地として利用された。
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