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宿場町矢掛

矢掛町は人口14,989人。岡山県の南西部に位置し、町の真中を東西に小田川が流れ、北方から流れ込む美山川と合流している。
江戸時代には参勤交代の宿場とされ交通の要衝であった。その名残は本陣(国指定重要文化財)、脇本陣(国指定重要文化財)や白壁の街並みに見られる。

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Google Mapー笠岡市・井原市・浅口市・里庄町・矢掛町のホテル・旅館案内地図ー

毎年11月の第2土曜日には江戸時代そのままの大名行列が「下に~下に~」の声と共に街道を練り歩き私達に当時の様子を伝えてくれる。背後の山の中腹にある亀島キャンプ場付近からは矢掛の街並みを一望の下に眺める事が出来る。

矢掛町-町役場 TEL 0866-82-1010 〒714-1297 岡山県小田郡矢掛町矢掛3018
人口 14,637人 うち65歳以上人口 5,390人(36.8%) 世帯数 5,381世帯 総面積 90.62㎢

主な見所

宿場町矢掛矢掛本陣矢掛脇本陣やかげ郷土美術館やかげ町家交流館多聞寺専教寺古意庵佐藤玉雲堂吉備大臣宮吉備真備公園吉備大臣産湯の井戸、宇内ホタル公園、亀島キャンプ場、大通寺石寿園、洞松寺、圀勝寺(椿)、地蔵岩(ヤッホー公園)、吉祥寺(海棠)、観照寺(梅)

祭り・イベント等-海棠まつり(4月)、椿まつり(4月)、吉備公祭(5月)、宇内ホタル観賞期間(6月)、矢掛夏まつり(7月)、やかげ夏の行灯まつり、小田夏まつり花火大会(8月)、矢掛の宿場まつり・大名行列岡山城鉄砲隊など

(11月)、自然薯まつり&収穫祭(11月)、山ノ上ほし柿まつり(12月)、矢掛本陣マラソン全国大会(2月)、梅まつり(2月)、流しびな(3月)

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名物・特産-柚べし、干柿、乾麺(手延べ)、なし、ぶどう、自然薯、アスパラガス、手焼せんべい、焼き麩、ジャンボニンニク、備中神楽面、うどん、冷麦、テンペコロッケ、いちご、はちみつロールケーキ、醤油、ほし柿加工品、日本ハッカ、リーキネギ、はっか加工品、ジャム、にんにく加工品、

町の木ーあかまつ、町の花ーさくら、町の鳥ーうぐいす、

沿革
昭和29(1954)年 5月  1日 小田郡矢掛町、美川村、三谷村、山田村、川面村、中川村が合併(矢掛町)
昭和36(1961)年 1月15日 小田郡小田町を合併

矢掛の町並み

矢掛の町並み

宿場町矢掛

岡山県南西部、小田川沿いの旧山陽道に面した宿場町で、参勤交代の西国大名が宿泊した本陣と脇本陣や妻側に入口のある妻入りの町家が良好な形で保存され、白壁、なまこ壁、虫籠窓、鬼瓦などと相まって美しい街並みとなっている。

旧矢掛本陣石井家住宅

旧矢掛本陣

旧矢掛本陣

宿場町で本陣と脇本陣が対になって共に国指定重要文化財としてその姿を残しているのは全国でもここ矢掛宿のみ。かって大名が出入りした御成門、正面中央に唐破風付きの玄関など当時の本陣の構えが良く保存されている。

旧矢掛脇本陣高草家住宅

旧矢掛脇本陣

旧矢掛脇本陣

岡山県南西部、小田川沿いの旧山陽道に面した宿場町の東の入口から入って少し進んだ右側にあるグレー色の壁の建物。江戸時代後期の弘化2(1845)年から明治10(1877)年にかけて建てられたもので、意匠的にも優れた建築群である。

やかげ郷土美術館

やかげ郷土美術館

やかげ郷土美術館

矢掛の町並み保存地区のある旧山陽道の一本北側の通り沿いにある「水見やぐら」が印象的な美術館。田中塊堂(書家)の作品、佐藤一章(洋画家)の作品、考古資料、吉備真備像、備中矢掛宿模型、大名行列和紙人形などが常設展示。

矢掛町家交流館

矢掛町家交流館

やかげ町家交流館

宿場町矢掛の昭和初期の古民家、旧谷山邸を「やかげ町家交流館」として再生。会議室やギャラリー、イベントスペースとして使用できるよう貸し出し或いは休憩室として提供、地域の人々や観光客の方々が気軽に集い休憩できる施設を提供。

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多聞寺山門

多聞寺

矢掛脇本陣の少し東の通りを北に入ると表通りとは違い、静かな雰囲気の通りとなる。少し進んだところにあるのが多聞寺。宿場町矢掛の雰囲気に合った玄関と立派な造りの客殿の建物が目立つ。この寺の副住職は落語家の桂米裕とか。

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専教寺 山門

専教寺 山門

専教寺

多聞寺から道路を西に進むと黒松の印象的なお寺が見えてくる。これが浄土真宗本願寺派の一乗山専教寺で中に入ってみると山門から本堂に向かって松の枝が15m程龍が伏せたように伸びている。樹齢は300年とか、良く維持されてきたものだ。

遊び心の美術館ー古意庵ー

古意庵

古意庵

宿場町矢掛は本陣や脇本陣、そして町家が建ち並んだ表通りも良いが一筋裏通りに入るとのどかな雰囲気の通りが旧山陽道と平行に走っている。その一角にあるのがこの遊び心の美術館「古意庵」。陶器や書画などオーナー個人の収集品を展示。

柚べし 佐藤玉雲堂

佐藤玉雲堂

佐藤玉雲堂

宿場町矢掛で天保元(1830)年に創業して以来180年余り8代にわたって「柚べし」にこだわった和菓子作りをしてきた店。参勤交代の大名たちやあの篤姫様も気に入られたとか。矢掛本陣石井家の少し西にある。

拝殿ー吉備大臣宮ー

拝殿

吉備大臣宮

遣唐使として中国に渡り貴重な文物を持ち帰り、右大臣にまで上り詰めた吉備真備を祀った神社。隣接して吉備真備公園が整備され、休憩施設で手打うどん処「館址亭」や吉備真備公の巨大な銅像がある。受験の神様としても知られている。

吉備真備公銅像ー吉備真備公園ー

吉備真備公銅像

吉備真備公園

矢掛町の東端に近い所、旧山陽道(現国道486号線)の北側、吉備真備公の居館跡と伝わる地に造られた公園。吉備真備公の巨大な銅像が建立され、藤棚や古代の丘、無料休憩所「館址亭」、囲碁発祥の地記念碑などが造られている。

吉備大臣産湯の井戸

吉備大臣産湯の井戸

吉備大臣産湯の井戸

矢掛町の東端に近い所、旧山陽道(現国道486号線)の北側、吉備真備公の居館跡と伝わる地に造られた吉備真備公園の南西の隅、一段低い所に井戸がある。この井戸が吉備真備公が産湯を使った井戸と言われている。

姫君・御典医ー矢掛 大名行列ー

姫君・御典医

矢掛宿場まつり 大名行列

矢掛町は参勤交代で往来する諸大名の宿場町として栄え、本陣・脇本陣をはじめ往時の町並みを今に伝えている。毎年11月の第2日曜日にこの町並みを舞台に大名行列が再現され、「したに~、したに~」の声と共に約80人で編成された豪華な大名行列が街道を練り歩く。

岡山城鉄砲隊ー矢掛宿場まつりー

岡山城鉄砲隊

岡山城鉄砲隊など

本陣・脇本陣など江戸時代、山陽道の宿場町の面影がそのまま残る矢掛町。11月の第2日曜日には矢掛 宿場まつりが開催され、大名行列の他、備州岡山城鉄砲隊、備中本陣太鼓、井原早雲太鼓、飛脚駅伝大会、露天と物産市、お茶席など様々のイベントが行われる。

矢掛屋

矢掛屋

矢掛屋

江戸時代、山陽道18番目のの宿場町矢掛。参勤交代の宿、本陣、脇本陣とそれを支える町並みが当時の様子をそのまま伝えている。ここ矢掛屋はそうした古民家を矢掛屋本館と矢掛屋温泉別館として再生、地元の食材を生かした四季折々のお料理でおもてなし。

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