瀬戸内市役所 長船支所 TEL 0869-26-2001 〒701-3264 岡山県瀬戸内市長船町土師291
山陽道と吉井川の舟運(高瀬舟)が交わる十字路にあったため人と物、また情報が集まり広がっていった。それは、福岡の市を繁栄させ、また、美作の砂鉄から採れる玉鋼を原料とした刀剣の産地として、全国に知られるに至った。
Google Mapー瀬戸内市観光案内地図ー
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最近は、岡山市に近いことから、ベッドタウンとして、また、印刷などの工業団地としても脚光を浴びてきている。
主な見所
ー備前おさふね刀剣の里、造剣之古跡碑、城の内ー伝兼光屋敷跡ー、西方寺慈眼院、天王社刀剣の森、おさふねサービスエリア、備前福岡の町並み、宇喜多興家公の墓、黒田家墓所、仲崎邸、備前福岡「一文字うどん」、JA岡山はなやか長船店、長船美しい森、福岡城跡の丘、妙興寺ー
明治から大正にかけての刀匠横山元之進祐定が備前刀の産地であったことを後世に残すために私財をを投じて建立した石碑。高さ5mの刀の形をしており、きっさきを空に向けて建てられている。
太刀を鍛えた褒美として足利尊氏から、当時の名工兼光が賜ったと伝えられている所で、城の内築地と呼ばれている。一町四方の壕をめぐらし、四方に櫓を建てた城に、代々鍛冶が居住し、鍛刀したといわれている。
日本刀を専門に展示する博物館で、常時約40口を展示すると共に、年間約6回の企画展示を行っている。備前長船鍛刀場では、2名の刀匠が作刀中で年間6割は火を使う仕事の見学が可能。
高野山金剛峰寺西南院真言宗に属し、本尊は阿弥陀如来、脇侍は観音菩薩・勢至菩薩である。天平勝宝年間、唐僧鑑真の創建と伝えられる。古くから長船刀工菩提寺であったといわれる。
おさふねサービスエリア」前、国道2号線の向こうに旅の心を癒してくれる緑の空間がある。これらの松は、室町時代足利尊氏の再起祈願が実り、日向から持ち帰って植えた松の子孫で「日向松」と呼ばれてきた。
国道2号線増沿い、吉井川河岸近くにあるドライブインで、レストラン・宴会場の他「ナトリウム・カルシウムー塩化物泉」という食塩を含む温泉や「鉄道レストラン」を併設している。
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中世中国筋の南部福岡の市として栄えた福岡千軒は、現在も整然とした、家並みにその面影を残している。妙興寺境内には、後の岡山城主、宇喜多直家の父興家の墓や軍師黒田官兵衛の先祖のものと伝わる墓がある。
宇喜多能家は、天文3年、同じ浦上家の重臣である島村豊後守の奇襲を受けて城を枕に自害した。子の興家は、当時6歳の八郎を連れて備後の鞆へ落ちのびたが、後に備前福岡に戻り豪商阿部義定のもとに身を寄せた。
明治末期から大正へかけて10年余りの歳月をかけて建てられた格調の高い県内屈指の建造物。一見純和風の邸宅に見えるが、大黒柱をあえて設けない、ガラスを多用するなど、随所に進取の建築様式も見られる。
吉井川堤防沿いのうどん店。当時珍しかったセルフ形式のうどん店に引かれて開店、現在は2代目が営業中。セルフ形式と注文を受けてから打ち上げる「一文字うどん」そして郷土料理「とどめせ」を中心に提供中。
登録会員である瀬戸内市と岡山市上道地区の農家の方々が毎日新鮮な農産物を出荷。JA岡山の農産物直売所で唯一農業資材の店を併設している。
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瀬戸内市長船町の里山の麓、美しい森づくりの拠点施設内に造られたキャンプ場。近くには、中世の物流拠点として繁栄し、黒田官兵衛ゆかりの地としても知られる備前福岡の街並みや備前長船刀剣博物館などがある。
吉井川河川敷にある標高10mの粘坂岩からなる小丘で、14世紀初頭築城された福岡城本丸跡といわれている。刀剣、須恵器の産地として、吉井川に沿った市場として町が形成され、備前の国の中心として栄えた。
室町時代、播磨の国主・赤松則興の追善供養の為に日伝上人によって創建。境内の墓地には、初代岡山城主・宇喜多直家の父・興家及び豊臣秀吉の軍師・黒田官兵衛孝高の曽祖父・高政と祖父・重隆の墓塔がある。