真鍋島ー笠岡諸島ー
笠岡諸島の内県内では六島、飛島に次いで南部にある真鍋島、平安時代藤原氏の一族が真鍋氏を名乗り全盛時代には付近の島々を配下に治めたと言われている。夏目雅子主演の「瀬戸内少年野球団」など映画のロケ地として利用された。
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「城山展望台」から「ふれあいパーク」までの尾根伝いの道は素晴らしい展望が期待できる。散策には秋から春にかけてがベストシーズン。メタボリックシンドロームの予防のためにもこのコースの散策は最適。
真鍋島の北西部に突き出した高台で、先端部には瀬戸内海や本州を一望できる展望台が、また展望台に向かう途中には天神社、花壇やフィールドアスレチックを備えた真鍋島ふれあいパークがある。
真鍋島の東部にある島の最高峰(標高127m)城山、展望台からは360度の展望が開け、本州の御嶽山、青佐山、水島臨海工業地帯、四国の讃岐・伊予連山、眼下には、塩飽諸島を見下ろすことができる。
名称 | 真鍋島ー笠岡諸島ー |
所在地 | 〒714-0037 笠岡市真鍋島 |
TEL | 0865-68-3601 笠岡市真鍋島出張所 |
概要 | 面積ー149㎢、周囲7.6km、
古い漁村の面影を残した家並があり、県下唯一の島にあるふるさと村として指定。 ロケ地となった映画ー獄門島(1977年)、瀬戸内少年野球団(1984年)、 真鍋島の行事、 笠岡市無形民俗文化財 真鍋島走りみこし(5月上旬ゴールデンウィーク中の3日間で中日 子供達による舞も奉納される。 真鍋島のお開帳(1月1日)ー元旦の朝、年男(今は男子中学生)が金毘羅宮のお札 昔金毘羅宮の宮司が海で遭難した時、真鍋島の人が救助したことから、お礼に毎年金毘羅宮 |
主な見所 | 城山展望台、真鍋島八十八ヶ所霊場、天神鼻、真鍋城跡、五輪石塔群、 真鍋島ビーチ(海水浴場)、島宿三虎、真鍋島資料館、真鍋島港(本浦港)、岩坪港 |
交通 | JR山陽本線笠岡駅より笠岡港まで徒歩約10分、笠岡住吉港から三洋汽船高速船44分、 (普通船70分)、山陽自動車道笠岡ICより笠岡港まで車約10分、笠岡住吉港から三洋汽船高速船44分、 (普通船70分) |
駐車場 | 笠岡住吉港ー笠岡市観光客用駐車場、笠岡伏越港ー伏越港駐車場、
市営駐車場は夏季有料 |
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真鍋島には城(しろ)山と城(じょう)山の二つの城跡がある。城山は本城であるが破壊されて原形をとどめない。城山(じょうさん)は規模やや劣るが石垣、礎石、犬走り、空濠(唐森)等が遺存する。
真鍋島の南側にあるビーチで、澄みきった海と白い砂浜が美しい。南方には瀬戸内の島々と四国の山々を望める。隣接して島宿三虎が営業をしており、まるで島宿三虎のプライベートビーチのよう。
真鍋氏一族代々の墳墓と伝、平安から戦国末期に至る各時代の様式を持つ凝灰岩製の石塔。真鍋氏は平安時代末期から真鍋島に住み付近の海上権を把握していたが関が原の戦いの時に所領を失ったといわれている。
八幡神社の祭りに真鍋島走りみこしがある。神社から前の浜に担ぎ出された3体のみこしが飾り立てられた漁船に乗せられて本浦地区に上陸、競争しながら島を走り抜けるという行事。子供達による舞も奉納される。
真鍋島の歴史民俗資料館で、真鍋島港(本浦港)三洋汽船切符売り場待合室の二階にある。島内に散在していた歴史資料、農業・漁業に使用した道具、生活民具、鎧など民俗・考古等に関する資料を収集展示。
岡山県のふるさと村に指定されている、笠岡諸島・真鍋島の南東部にある宿泊施設。真鍋港から山の尾根を越えた福原浜にあり、佐柳島、粟島、庄内半島など瀬戸内の島々や四国の山並みを眺めることができる。
真鍋島の北東部、岩坪集落にある港で真鍋島港と共に真鍋島と笠岡住吉港とのアクセスポイントの一つとなっている。背後には標高127mの城山が迫り、急峻な斜面にへばりついたように集落が作られている。
真鍋島における主要港。笠岡の住吉港から三洋汽船の定期旅客船が運航されている。笠岡諸島主要各島経由の普通船と、白石島と北木島のみ経由の高速船、そして六島、飛島などを経由する普通船がある。