備前市役所 TEL 0869-64-3301 〒705-8602 岡山県備前市東方上126
旧備前市に該当する地域で、備前藩の庶民教育の殿堂であり、紅葉の美しい櫂の木のある日本遺産、「閑谷学校」と、伊部地区を中心に一千年に渡って生産されてきた、素焼きの魅力の「備前焼」は全国に知られている。
Google Mapー備前市観光案内地図ー
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南の片上湾に面した所には、耐火煉瓦の工場群が立ち並び、東には、ろう石の採掘で知られた三石地区がある。
主な見所
ー備前焼の里伊部、旧閑谷学校、備前焼ミュージアム、備前焼伝統産業会館、正宗白鳥生家跡顕彰碑、藤原啓記念館、真光寺、真魚市ー
備前焼の美術館で、古備前から現代にいたる作品および資料を一堂に集め展示・公開している。人間国宝館、岡山県重要無形文化財展示室、伝統工芸・現代陶友会会員作家の作品展示室の他、企画展展示室もある。
岡山藩主の池田光政が寛文10年、庶民教育のために重臣の津田永忠に命じて創立、翌年に造らせた学校で、聖廟、講堂、小斎、習芸斎、文庫、門、閑谷神社、石塀、石門等、主要な施設が非常によく保存されている。
日本六古窯の一つといわれる備前焼の街で、その窯元、作家の工房、古い窯跡、天津神社(備前焼の瓦、レンガなどを利用して造られている)などがある、赤煉瓦の煙突が旧山陽道沿いの古い町並みに溶け込んだ街。
備前市穂浪に生まれた、自然主義作家正宗白鳥の顕彰碑で白鳥の生家跡に建てられている。顕彰碑には、この地を題材に綴られた「入江のほとり」の一節が刻まれており、郷愁の思いを残している。
40歳で陶芸の道に入り、国指定無形文化財保持者に認定された藤原啓の作品を中心に、長男で人間国宝の雄、孫の和と藤原三代の作品、啓が生前収集した古備前や啓の洒脱な書画も展示した備前焼の美術館。
奈良時代に行基によって開基、報恩大師により備前48ヶ寺の一つに加えられた真言宗の古刹。本堂は室町時代に三間堂を五間堂に改修、三重塔は慶長18年に牛窓から移築されている。ともに国指定重文。