岡山県の南東部に位置し、旧備前市、和気郡日生町、吉永町が合併-平成17(2005)年3月22日-して誕生した町で、瀬戸内海沿岸部から内陸の吉備高原東部に向けて様々の歴史と文化を持った地域が開けている。
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Google Mapー岡山県備前地域のホテル・旅館案内地図(岡山市を除く)ー
瀬戸内沿岸部の日生は、南に元禄時代の防波堤が残る大多府島をはじめとする風光明媚な日生諸島が伸び、港周辺は、瀬戸内の新鮮な魚介類を直売する「五味の市」、養殖のカキを素材としたB級グルメの「かきおこ」などを求めて関西方面からの買い物客でにぎわっている。日生諸島の内、鹿久居、頭の両島は平成27(2015)年4月、本土と橋によって結ばれ島民の利便性の向上と観光振興に貢献している。
また、日生港の背後の高台「みなとのみえる丘公園」と日生西部の夕立受山(瀬戸内海国立公園)は日生諸島や鶴海・片上湾を眺めるには絶好の展望ポイントである。
片上湾奥に赤いレンガ造りの煙突が立ち並ぶ伊部は、旧山陽道沿いに備前焼の作品を並べた古い町並みが続き、周辺の山麓からは、備前焼の最盛期であった桃山時代から江戸時代にかけての大窯跡が数多く掘り出されている。
備前岡山藩の藩校閑谷学校は、伊部から北に少し入った小さな盆地に造られており、秋には、楷の木の紅葉と備前焼瓦の講堂(国宝)との調和が美しい。
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北部備前の高峰八塔寺山の麓は、かって山岳仏教のメッカとして栄えた所で、のどかな風景の中に茅葺の民家、お寺、水車等が点在し、訪れる私たちの気持ちを、祖先たちの暮らした遠い日本に連れて行ってくれる。人口 37,050人。
備前市役所 TEL 0869-64-3301 〒705-8602 岡山県備前市東片上126
人口 35,903人 うち65歳以上人口 13,061人(36.4%) 世帯数 15,882世帯 総面積 258.14㎢
主な見所
備前・三石地区ー備前焼の里伊部、旧閑谷学校、備前焼ミュージアム、備前焼伝統産業会館、正宗白鳥生家跡顕彰碑、藤原啓記念館、真光寺、真魚市ー
日生町ー日生諸島、頭島、大多府島、夕立受山、BIZEN中南米美術館、元禄防波堤(大多府島)、加子浦歴史文化館、五味の市、みなとのみえる丘公園、日生港、海の駅「しおじ」、郷土料理「もやい茶屋」、備前♡日生大橋、カキオコ「タマちゃん」、日生商店街、備前魚市場「海の駅」ー
吉永町ー八塔寺ふるさと村、望ヶ丘キャンプ場、八塔寺ダム公園、旧池田藩主池田家墓所、和意谷陶芸村、田倉牛神社ー
祭り・イベント等-あじさい祭り(6月)、かしらじま STRIPE MARCHE(7月)、ひなせみなとまつり(8月)、備前焼まつり(10月)、旧閑谷学校楷の木ライトアップ(11月)、三國渓紅葉祭り(11月)、田倉牛神社大祭(1月)、源平放水合戦(2月)、ひなせかき祭(2月)、備前片上ひなめぐり(3月)、
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名物・特産-備前焼、焼穴子、カキ、魚介類、ひなせみかん、いちぢく、耐火煉瓦、八塔寺おこわ、カキオコ、備前カレー
市の木-楷の木、市の花-さつき、市の魚-サワラ
沿革
平成17(2005)年 3月22日 備前市、和気郡日生町、吉永町が合併