宝城山西方寺慈眼院

宝城山西方寺慈眼院ー古跡備前長船刀匠菩提寺ー

古跡備前長船刀匠菩提寺

高野山金剛峰寺西南院真言宗に属し、本尊は阿弥陀如来、脇侍は観音菩薩・勢至菩薩である。天平勝宝年間(749~757年)唐僧鑑真の創建と伝えられる。古くから長船刀工菩提寺であったといわれ、境内には刀匠横山上野大掾祐定の墓や、横山元之進祐定寄進の梵鐘(長船町指定文化財)がある。

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名称  宝城山西方寺慈眼院ー古跡備前長船刀匠菩提寺ー
所在地  〒701-4271 瀬戸内市長船町長船
TEL  0869-22-3953 瀬戸内市観光協会長船支部
梵鐘  市指定重要文化財 祐定(すけさだ)寄進の梵鐘 平成16年11月1日指定,

備前長船の流れをくむ最後の刀匠横山元之進祐定が慈眼院主行覚和尚の教化を受け、
明治20(1887)年に先祖代々の菩提のため寄進した梵鐘である。

この鐘は、南北朝時代の永徳4(1384)年の作で大きさは、全高93.9cm、口径53.9cm、
竜頭高18.2cm。

池の間には、筑前国(福岡県)筑紫宮へ納めるために作られたことを記す刻銘、防州(山口県)
の寺に買い取られたことを記す刻銘、祐定が寄進したことを記す刻銘、また、鏡の内面には、
この鐘が当寺に納まるまでの四種類の刻銘が記されている。

寄進者の刀匠元之進祐定の故郷における事蹟を記す鐘として、重要な資料となっている。
瀬戸内市教育委員会(現地案内板)

交通  JR赤穂線長船駅より車約7分、

岡山ブルーライン瀬戸内ICより車約15分

駐車場  ー

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