新見市は人口31,991人。岡山県の北西部、中国山地から吉備高原北部にかけて広がる市で、高梁川の源流から上流域に相当する。
市の中央部付近は平安時代には荘園「新見庄」が、鎌倉時代には「東寺荘園」が置かれていた地で、江戸時代には高梁川を利用した舟運の集散地としても栄えた。
草間台地をはじめとする石灰岩で出来たカルスト台地が点在しており、切り立った断崖絶壁の雄大な渓谷美や「井倉洞」「満奇洞」など数々の鍾乳洞や鍾乳洞が崩壊してできた「羅生門」と呼ばれる石灰岩のアーチなどが見られる。
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北東部に位置する新見市大佐町は、大佐山(標高988m)を「風の聖地」と名付けると共に大佐川源流に位置する町として、パラグライダー、キャンプ、カヌー、釣りなどアウトドアを中心とした観光、レクリエーション基地として町の振興に取り組んでいる。
北部の標高1,000mを超す中国山地の千屋地区や高瀬湖畔には、温泉施設を備えたスキー場、キャンプ場などの保養、リフレッシュ施設を配置し、緑あふれる中、温泉での保養をしながら自然と触れ合える場が提供されている。
また、「西の尾瀬沼」と呼ばれる「鯉が窪湿原」には、オグラセンノウ、サギソウ、トキソウ、ビッチュウフウロなど200種類以上にも及ぶ貴重な湿原植物や昆虫が自生している。
また、西部では、広島との県境に源を発した神代川が東の高梁川に向かって流下し、この川に沿って新見市哲西町、神郷町の豊かな田園地帯が広がっている。
南西部の哲多町は町の中心部を本郷川が流れこの川に沿って耕地が拓けている。ハイキングや森林浴に人気の荒戸山山頂からは、北は大山、南は笠岡方面まで望むことが出来る。近くのおもつぼ湿原にはサギソウ、サワギキョウ、ヒツジグサなどの湿生植物が群生、すずらんの園も整備されており花の咲く5月頃には多くの観光客で賑わう。
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Google Mapー高梁市・新見市ホテル・旅館案内地図ー
新見市-市役所 TEL 0867-72-6111 〒718-8501 岡山県新見市新見310-3
人口 30,814人 うち65歳以上人口 12,156人(39.4%) 世帯数 12,889世帯 総面積 793.29㎢
主な見所
新見地区ー新見美術館、新見市法曽陶芸館(猪風来美術館)、千屋地区(千屋ダム、新見千屋温泉いぶきの里、たたらの森オートキャンプ場、いぶきの里スキー場、史跡後醍醐天皇の休石、いろりの家、別所アウトドアスポーツセンター、新見美しい森、和牛レストラン「ふゆさと」)、草間地区(絹掛の滝、井倉狭、井倉洞、草間自然休養村カルスト山荘、羅生門、満奇洞、そば道場田舎屋、三尾寺)ー
大佐地区ー大佐山、大佐山オートキャンプ場、大佐風の湯温泉、大佐山フライトエリア、お~さ源流公園、ペンション・アーリーモーニング、御洞渓谷、大井野御所原公園、源流の家、源流料理道場ーゴダイゴ亭ー、大井野ファームビレッジ、方谷庵、山田方谷記念館ー
哲西地区ー道の駅「鯉が窪」、鯉が窪湿原、若山牧水歌碑、牧水二本松公園、矢田石仏、干子農村リゾート、金売吉次の生家跡ー
哲多地区ー金ボタル発生地、すずらんの園、久保井野キャンプ場、荒戸山キャンプ場ー
神郷地区ー三室峡、三室川ダム、神郷温泉、高瀬湖畔キャンプ場、神郷第一スキー場、高瀬川ダム、岡山県健康の森、夢すき公園、龍頭峡、阿哲峡ー
祭り・イベント等-新見雛まつり(3月)、哲西きらめきひな祭り(3月)、鯉が窪湿原まつり(5月)、三室峡しゃくなげまつり(5月)、大佐大井野清流石楠花まつり(5月)、神郷太鼓田植(5月)、哲多ふる里すずらんまつり(6月)、新見ふるさとまつり(8月)、土下座まつり(10月)、神郷ふるさと祭(10月)、大佐ふるさとまつり(10月)、新見A級グルメフェア(11月)、三室峡紅葉まつり(11月)、大佐大井野紅葉まつり(11月)、新見市長杯スキースノーボード大会(2月)、
名物・特産-千屋牛、チョウザメ・キャビア、トマト、桃、ピオーネ、ワイン、日本茶、葉たばこ、リンドウ、ボタン鍋、鯖の姿寿し、そば、石灰石、鮎、やまめし、しいたけ、栗、米粉パン、猪ラーメン、
市の木ーピオーネ、市の花ーアッツマンサク、市の生きものー千屋牛、
沿革
平成17(2005)年 3月31日 新見市、阿哲郡大佐町、神郷町、哲多町、哲西町が合併
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