江戸時代、幕府直轄地「天領」であった倉敷は、今も白壁の土蔵や屋敷が残り、川沿いの柳と共に当時の繁栄の姿を伝えている。
周辺には、瀬戸大橋が眼前に伸びる瀬戸内海国立公園鷲羽山とジーンズで全国的に知られた児島地区、日本屈指の臨海工業地帯である水島地区、古くより高梁川を利用した物資の集散地として栄え、禅僧良寛が修行した円通寺のある玉島地区、奈良時代、遣唐留学生として入唐し、後に中央で政治家、学者として活躍した吉備真備ゆかりの地真備地区、春には一面ピンク色の桃源郷となる桃の産地船穂地区など多彩な歴史、文化、風土や自然を持った地域が控えている。