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石灯籠

石灯籠

岡山市指定重要文化財 道讃禅定門石灯籠(どうさんぜんじょうもんいしどうろう)昭和47年11月7日指定
この石灯籠は豊島石(てしまいし)ー凝灰岩ー製で慶長3(1598)年の造立である。

高さ222cmを測り、基礎から中台までが平面円形で、中台には胎蔵界大日如来(たいぞうかいだいにちにょらい)の種子(しゅじ)アーンクを刻み、竿部に銘文を刻む。

火袋は八角形につくり一区に火口を設け反対側に宝珠形の窓を開き他の六区は地蔵を刻む。
火袋上には蕨手(わらびて)のついた六角形の笠を重ねてある。

桃山時代の在銘石灯籠は県下でもまれで、全体に古調をおび、各部とも完存する貴重な作例である。
      平成22年3月 岡山市教育委員会(現地案内板)
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