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本堂ー西大寺観音院ー

本堂ー西大寺観音院ー

岡山市指定重要文化財 西大寺観音院本堂、
文久3年(1863年)建立。建築所要期間ー約18ヶ月。
中四国地方最大級の規模(五間堂)で総ケヤキ造り、前半(外陣部分)が板張りでこれを大床と云う。
内陣正面上部には会陽の際に宝木を投下するための御福窓がある。
大工ー全体の棟梁:橋本清左衛門、本棟梁:当地西大寺の時岡弥右衛門幸家。
これに邑久大工と、塩飽大工が加わる。
天井画は全部薬草で市川東堅(とうがく)作、会陽の絵馬と内陣の花鳥は狩野永朝の画。
本尊ー秘仏の千手観世音菩薩。
脇には広目天・多聞天を従え、裏脇には不動明王・愛染明王をまつっている。
    (社)西大寺青年会議所創立50周年記念(現地案内板参考)
会陽には大床だけで5千人の裸群が上り詰め、さらに梁や長押にも群がり万余人の「ワッショイワッショイ」のかけ声は海を渡って香川県の志度まで聞こえたと伝えられている。
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