惣爪塔跡

惣爪塔跡 礎石

惣爪塔跡 礎石

足守川の東岸近くの田んぼの畔にある。田んぼの中の穴の穿たれた石が何故、昭和3年といった早い時期に国の史跡に指定されたのか?その歴史を知らないと分からないが、この石の背後にある歴史に想いを寄せ色々と想像してみるのも楽しいもの。

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名称  国指定史跡 惣爪塔跡(そうづめとうあと) 昭和3年2月7日指定
所在地  岡山市北区惣爪
TEL  ー
概要  古来「石の釜」と呼ばれている、塔の中心柱の礎石(心礎)である。

礎石には、長径2m、短径1.5mで、上部に直径70cm、深さ17cmの円柱穴を掘り、
さらに、その底に径16cmの小孔を開けている。

奈良時代前期、この礎石の上に建っていた塔のほか、金堂・講堂などの建物がならび、
一大伽藍が営まれていたことが想定される。

塔以外の建物の礎石や基壇の痕跡は、周囲の水田の地下げのため、現在は確認することが
出来ない。

この寺は「津の臣」の氏寺であったともいわれている。なお、付近一帯は弥生時代の
集落跡でもあり、水田の下から貝層や土器その他の遺物が発見されている。(現地案内板を参考)

交通  JR桃太郎線(吉備線)吉備津駅から徒歩約40分、

岡山自動車道岡山総社ICより車約5分

駐車場  無し

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