穴門山神社
崇神天皇54年(13世紀)に皇女・豊鍬入姫命が八咫鏡(やたのかがみ)を奉じてこの地に4年間奉った後、伊勢に遷されたと伝えられている。備中式内18社の一つで、備中二の宮ともいわれる。
Sponsored Link
名称 | 式内社 穴門山神社(あなとやまじんじゃ) |
所在地 | 岡山県高梁市川上町高山市1035 |
TEL | 0866-48-3700 |
祭神 | 天照大神、倉稲魂大神、足仲彦命、穴門武姫命 |
概要 | 式内社とは、延喜式の巻九および巻十の「神明帳」に列する神社のことで、社格を権威 づける官社となっている。 延喜式は平安後期の延長5(927)年に撰上され、五十巻から成り、朝廷の儀式、行政の実施 当社は延喜式巻十に、備中国18社の中にその名があげられ、朝廷崇敬の神社であったことは 創立は崇神天皇54年と言われているが、延喜、延長の時代はこの神社は、備中国 倭姫世記という古書によると、崇神天皇から、天照大神のご神体である御鏡を 朝廷の当社に対する崇敬のあつかったことがうかがえる。 祭神は、天照大神、倉稲魂大神(豊受大神ともいう)そして日本武尊の第二王子足仲彦命、 社殿は寛永9(1632)年秋焼失したものを、備中松山城主の池田出雲守長常が、寛永14 権現造りの建築様式で、特に本殿妻側は懸魚、蛙梁、支輪、斗?組みで装飾性高く、余り県下 まわりの社叢は、県指定の天然記念物であり、昭和5年10月京大、田代善太郎先生の調査に 神木のカツラは樹齢推定700年、株周囲8.93メートル、標高30メートル。 神木は本門そばの石段上の大杉と、境内崖下のカツラである。(現地案内版) |
重要文化財 | 岡山県指定重要文化財、
本殿 昭和52年4月8日指定、 拝殿 平成7年4月7日指定、 棟札 平成19年3月16日、 本殿は宝暦3(1753)年の建築。三間社流造り、銅板葺きで、妻に装飾を施した流造りの 拝殿は18世紀前期の建築、入母屋造り、檜皮葺き。 |
天然記念物 | 岡山県指定天然記念物 穴門山の社叢 昭和31年4月1日指定、
海抜450mにある穴門山神社の境内約10haの中に周囲3m以上の巨木が林立し、自生植物 |
交通 | JR伯備線備中高梁駅より車約80分、または川上バスセンター行バス25分、 終点下車(乗換)高山市行バス30分、終点下車、徒歩約30分、 岡山自動車道賀陽ICより車約60分 |
駐車場 | 有り |
Sponsored Link