高梁基督教会堂

高梁基督教会

高梁基督教会

明治22(1889)年に建設された県下では最古の教会堂。プロテスタントとしては全国でも同志社のチャペルに次いで古い教会堂。明治の洋風建築としても貴重なものである。鐘楼は昭和28(1953)年に付け加えられた。

Sponsored Link



名称  岡山県指定史跡 高梁基督(きりすと)教会堂 昭和34年3月27日指定
所在地  〒716-0028 高梁市柿水町26
TEL  0866-22-3311
高梁市でのキリスト教活動は、明治12年(1879)10月の宣教に始まり、翌13年の
新島襄の来高によって、活動が急速に発展、明治15年4月に高梁基督教会が創立された。

これに対して、一部の町民の感情的な激しい反対運動もあったが、信者の団結が高まる
とともに教会堂建設の要望も高まり、信者の浄財によって明治22年(1889)9月に
教会堂は建設された。

この教会堂は現存する県内最古の教会堂であり、プロテスタントとしては全国でも同志社
のチャペルに次いで古い教会堂。

市内で最初に建てられた擬洋風建物で、愛媛県今治市の吉田伊平氏によって設計された。
構造は、木造平屋建、切妻造で、正面車寄の二階は菱組天井、漆喰塗の軒蛇腹であり、
トスカナ式風の二本柱が寄棟の屋根を支えている。

鐘楼は昭和28年に付け加えられたもの。

当教会からは、岡山県最初の女子高創立者の福西志計子(しけこ)や木村静(しず)を
はじめ、日本福祉事業の先駆者である留岡幸助(とめおかこうすけ)など多くの偉人が
育った。   岡山県教育委員会・高梁市教育委員会(現地案内板)

入館料金 無料
開館時間 9:00~17:00(日曜日の午前中は見学不可)
交通  JR伯備線備中高梁駅より徒歩約15分、

岡山自動車道賀陽ICより車約20分

駐車場  普通車15台、バスも可能(高梁市観光駐車場)

Follow me!