栗村神社本殿

栗村神社本殿

栗村神社本殿

栗村神社は、吉備津神社72末社のひとつといわれ、周囲や本殿の床下には磐座(いわくら)と思われる巨岩がある。本殿は三間二間の入母屋造社殿で、内部は宮殿を安置し、その左右に小部屋を造り髄神を祀る。建立の時期は宮殿内部の扉銘板から元禄15(1708)年とみられる。

Sponsored Link



名称 岡山市指定重要文化財 栗村神社本殿 平成19年8月27日指定
所在地  〒701-0205 岡山市南区妹尾1513
TEL  ー
概要  建立から三百年を経過するものの、改変や後修の跡はほとんどなく、屋根も檜皮葺
(ひわだぶき)のまま貴重な姿をとどめている。

また、彫り物類も極端に少なく、全体的に特に誇張された部分は見られず、18世紀
初頭における基準作と見ることができる。

岡山県南部の神社本殿は、備前地域では流造(ながれづくり)が、備中南部や児島地域
では流造と入母屋造が混在する地域であり、当殿も例外ではなく、18世紀初頭の入母屋造
本殿として児島地区を代表する建造物である。

平成22年3月   岡山市教育委員会(現地案内板)

交通  JR瀬戸大橋線妹尾駅より徒歩約15分、

早島ICより車で約15分

駐車場  有り

Follow me!