大坂城築城残石群
江戸時代(1620年~1629年)に再建した、大阪城の石垣用の石を切り出す石切丁場の遺跡で、前島大坂城築城残石群と呼ばれ、前島展望台を挟んで、A地区からD地区まで確認されている。
この遺跡は、前島の大部分が白亜紀後期(約8千万年前)に形成された花崗岩類であることを証明する場所で、赤磐市周匝地区にある地球史研究所を中核としたジオパーク構想のジオサイト候補地の一つに挙げられている。ー参考資料:株式会社 蒜山地質年代学研究所発行 地質技術第8号(2018)23頁ー
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名称 | 大坂城築城残石群 |
所在地 | 瀬戸内市牛窓町前島 |
TEL | 0869-34-9500 瀬戸内市観光協会、 0869-34-5250 瀬戸内市観光センター |
概要 | ここには、江戸時代に再建(1620年~1629年)された大阪城の石垣用の石を切り出す 石切丁場の遺跡が残されています。一般に前島大坂城築城残石群と呼ばれ、A地区からD地区まで確認されています。石は、矢穴が一直線に入ったものや大割にしたもの、さらには整形して山から 引き下ろす寸前のものまで様々で、まるで工夫が最近まで作業していたような 感覚を覚えます。 また、残石の中には刻印が刻まれたものがあり、これが大坂城の石垣に刻印 前島に残されている刻印は、A・C地区の分銅文、C地区の輪違い文(堀尾家)、 |
交通 | JR赤穂線邑久駅より牛窓港まで車20分、または牛窓行バス25分、 終点下車船5分、車約10分、徒歩約10分、または徒歩30分、岡山ブルーライン邑久ICより牛窓港まで車15分、船5分、車約10分、 徒歩約10分、または徒歩30分、 |
駐車場 | 有り |
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