真光寺 三重塔

三重塔
桃山時代の慶長18(1613)年に、牛窓の蓮華頂寺(現瀬戸内市牛窓町)にあったものを移築したもので、高さ18.2mある。様式、手法などから室町時代に建立されたものと推定される。 方三間本瓦葺。
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- 三重塔
- 蟇股
- 風鐸・尾垂木
名称 | 国指定重要文化財(建造物) 真光寺三重塔附棟札 昭和28年11月14日指定 |
所在地 | 〒705-0021 備前市西片上1509 |
TEL | 0869-64-2144 自性院 |
概要 | 方三間本瓦葺(ほうさんけんほんかわらぶき)の三重塔で、寺伝によると、邑久郡牛窓町の 蓮華頂寺(れんげちょうじ)にあったものを慶長18(1613)年(棟札による)岡山城下 薬師院の世話で、当時の住職勢恵聖人(せいえしょうにん)の努力によって現在の場所に 移築したものである。 創立は、その様式、手法などから、室町時代のものと思われる。塔頂には青銅製の相輪 各層に高欄(こうらん)をめぐらしてはいるが、二重、三重には縁板は張っていない。 初重の各面の中央の間に置いた室町時代の特徴をもつ蟇股には、月輪(がちりん)に また、木鼻(きばな)、間斗束(けんとづか)なども、時代の特色を示している。 内部には来迎柱(らいごうばしら)を立てて来迎壁をつくり、須弥壇を設け、その上に、 棟札には「慶長葵丑三月十五日」の記がある。(現地案内板より) |
交通 | JR赤穂線西片上駅より徒歩約4分、
山陽自動車道和気ICより車約10分 |
駐車場 | 無し |
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- 三重塔遠望
- 相輪
- 三重塔各部名称