つちえの井戸

つちえの井戸
この付近は瀬戸の穴海に浮かぶ早島の南東端に近い所で、海辺は塩水が湧き飲用には使えなかった。この井戸は山側にあったため良水が湧き共同井戸として地区の人々に使われてきた。当時の妹尾地区の生活の様子を知る上で、また災害が発生し水道が使えなくなった時の非常用水として大切にしていきたい井戸である。
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名称 | 岡山市指定重要民俗文化財 つちえの井戸 昭和47年3月 |
所在地 | 〒701-0205 岡山市南区妹尾 |
TEL | ー |
概要 | 妹尾は、児島湾に臨む有数の漁村でしたが、江戸中期の興除干拓によって、現在見られる ような水田地帯に変貌しました。かっては海岸べりであったため、平地では塩水が湧き、飲料水は山側の限られた井戸から 求めていました。 この「つちえの井戸」は、良水の湧く共同井戸として、長年にわたりこの地区の人々の 今では水道が完備され事情も一変しましたが、かっては水桶を車に積んで町内を売り歩く つちのえの井戸の、その掘られた年代は不明ですが、共同井戸としては最も古く、妹尾の 昭和47年3月岡山市重要民俗文化財に指定されました。 平成12年3月 岡山市教育委員会(現地案内板) |
交通 | JR瀬戸大橋線妹尾駅より徒歩約15分、
早島ICより車で約15分 |
駐車場 | 有り(栗村神社駐車場) |