定北古墳

定北古墳

定北古墳

定古墳の背後に位置する丘陵の斜面に築かれた、3重の列石をめぐらす整った形の方墳で、南辺で21.0メートル、東辺で25.3メートルの規模をもっている。南に向かって開口する横穴式石室は、この地域でとれる礫岩(れきがん)の切石でつくられており、全長10.2メートルをはかる。

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名称  定北古墳
所在地 〒716-1422 真庭市上中津井
TEL  ー
概要  石室からは、4基の陶棺と、1基分の木棺痕跡が確認され、銅鋺(どうわん)の蓋や、
大刀、鉄鏃(てつぞく)、斧(おの)状鉄製品や、須恵器などと、やや新しい時代の
蔵骨器が出土した。

3号陶棺の蓋と身には、「記」の文字が刻まれていた。

陶棺や須恵器などから、この古墳は、7世紀の半ば過ぎに築造されたことがわかっている。

定古墳ー定北古墳ー大谷1号墳という首長墓の系譜がうかがわれ、石室に用いられた
石材の加工技術にも、徐々に発達がみられる。(現地案内板)

交通 中国自動車道北房ICより車で約10分
駐車場  ー

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