大谷1号墳

大谷1号墳

真庭市上中津井の地では7世紀に入ってから、定東塚・定西塚・定北・大谷1号・定5号・定4号という6基の横穴式石室の方墳が次々と築かれた。これらを総称して大谷・定古墳群という。6基の各古墳はいずれも、石垣状の列石を有する段構造の方墳であることを大きな共通点としており、技術的に一連の系譜上にあることを示している。

 

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定北古墳

定北古墳

定北古墳

定古墳の背後に位置する丘陵の斜面に築かれた、3重の列石をめぐらす整った形の方墳で、南辺で21.0メートル、東辺で25.3メートルの規模をもっている。南に向かって開口する横穴式石室は、この地域でとれる礫岩の切石でつくられている。

大谷1号墳

大谷1号墳

大谷1号墳

7世紀後半築造の、3段の墳丘と前面に2段の基壇をもつ5段積みという全国的にも例のない方墳で、東西で22.7m、南北で16.2m、高さは1段目から墳頂まで8mという規模。大和政権と深い関わりのあった高位の人物のものと考えられる。

定東塚古墳

定東塚古墳

定東塚・西塚古墳

この古墳は、それぞれに横穴式石室をもつ、東塚と西塚の2基の方墳で構成されている。石室は、いずれも古くから開口していたが発掘調査の結果、東塚の石室からは4基の陶棺が出土し、西塚からも6基の陶棺と、木棺の痕跡がみつかった。

名称  国指定史跡 大谷(おおや)・定(さだ)古墳群 平成20年3月28日指定
所在地  〒716-1422 真庭市上中津井404
TEL  0866-52-2111
概要 出土遺物をみても、大谷1号墳の環頭太刀や定東塚古墳の全製品に代表される
豪奢な副葬品などから、大谷・定古墳群の被葬者がこの地域を治めていただけ
の首長にとどまらない、かなり広域に影響を持つ特殊な立場の人物であった
ことが十分に考えられる。

7世紀代という、この時期の古墳が特定の地域に集中し、連綿と築かれるという
ありかたは西日本でも大変珍しく、そのことから大谷・定古墳群は国の史跡に
指定された。真庭市教育委員会(現地案内板)

交通  中国自動車道北房ICより車で約10分
駐車場  普通車10台、バス2台

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北房地区の主な古墳

北房地区の主な古墳