酒津 川嶋の宮八幡神社本宮

川嶋の宮八幡神社本宮

川嶋の宮八幡神社本宮

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この付近は当時は高梁川が吉備の穴海に注ぎ込む河口部であり、川嶋(日本書紀)の最高峰八幡山に鎮座、当初は八幡山全体が竜神信仰のご神体として崇められていた。次いで火の神、治水・農耕・植林の神が祀られ、天暦元年(947)宇佐八幡宮から八幡大神を、同2年には宗像三神を勧請、その後も神功皇后など4代5柱の神を祀り海神信仰を強める祭が加えられている。

名称 酒津 川嶋の宮八幡神社本宮
所在地  〒710-0801 倉敷市酒津1115
TEL
主祭神 主神 比売大神(三女神)、応神天皇、神功皇后、仲哀天皇、
摂社 新宮、仁徳天皇、石清水社、神功皇后、白鳥神社、倭建命、荒神社、火之迦具土神、
建速須佐之男命、
境内末社
由緒 高梁川の河口を扼す川嶋(日本書紀)の最高峰八幡山は流域の民を守る神体山として竜神信仰に
始まり次いで多産豊穣を象徴する比売信仰に移行した最古の信仰形態を伝えて来た。

境内社の火の神(火之迦具土神)や治水・農耕植林の神(建速須佐之男命)も古くから祀られた
ものと思われる。

天暦元年(947)宇佐八幡、同2年宗像三神を勧請しているが倭建命―仲哀天皇―応神天皇―仁徳天皇
と四代五柱の神を祀り、同時に海神信仰を強めると云う特徴ある祭が加えられている。

これは天慶4年(941)備中守小野好古が追捕吏長官となって藤原純友の乱を平定した記念に神への
感謝とこの地方の平安への祈りを込めて関係者が祀ったと看られる。

川嶋には古墳群・県守渕跡(日本書紀)・青江鍛治の井戸・戦国時代の砦址等各時代の遺跡が
多数見られる。(現地案内板より)

境内地本宮 91平方メートル、

明治4年の太政官布告による上地迄は八幡山全体が神体山として保護されてきた。

里宮 高梁川を隔てた対岸、酒津公園の南隣に里宮があり祭典はこの里宮で行われる。
交通 JR倉敷駅より車で約15分、

山陽自動車道倉敷ICより車で約20分

駐車場 5台

下から415段ある石段は結構長いですが適当な所に平たい所があり2~3歩歩けるので比較的楽に登ることが出来る。途中からの高梁川や倉敷市街方面の眺望がすばらしい。

酒津八幡山より倉敷市街

酒津八幡山より倉敷市街

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