長屋続櫓跡ー岡山城 本丸 上の段(本段)ー

長屋続櫓跡

長屋続櫓跡

長屋続櫓は、岡山城 不明門から石段を登った正面奥、上の段(本段)の旭川に面した石垣上に建てられていた。説明版が無くこの櫓に関した記述も見当たらない為詳細は不明であるが、続櫓という名前から考えて、多門櫓の一種であったのではないかと想像される。

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この櫓の西方下の石垣には、宇喜多秀家が築いた石垣の隅角を小早川秀秋が石垣を継ぎ足して直線部に改修した跡が観察でき、両時代の石垣の積み方の違いが分かって興味深い。

この付近には多くの樹木が植えられており、樹木や白壁の上に数羽のカラスが止まっていたが、私が写真を撮るためにうろうろしていたのを不審に思ったのか、数回にわたって後ろから急降下して私を威嚇してきた。流石烏城と呼ばれるだけあって、カラス城を守る武士カラスなのだろうか?

近くにいた人にこのことを話すと、「今は子供を産む季節なので産んだ子供達を守る為の行動ではないか」とのこと。生まれてこの方カラスに狙われたのは初めて。

長屋続櫓図(供腰掛 牙城郭櫓実測図より)

長屋続櫓図(供腰掛 牙城郭櫓実測図より)

長屋続櫓下石垣

長屋続櫓下石垣

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