岡山城ー別名 烏城・金烏城ー
宇喜多秀家が豊臣秀吉の意見に従い築いた城で天守閣の下見板が黒いところから”烏城”として知られている。現在の天守閣は再建であるが、野面積の石垣など他の城には見られない特徴が随所に残っている。
Google Mapー備前岡山藩ゆかりの地探訪地図ー
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岡山城の天守閣は、本格的な城づくりのスタートとされる織田信長の築いた安土城にならって作られた日本を代表する城郭建築で、天守閣の基壇(天守台)が、北(後楽園方向)に大きく突き出した、不等辺五角形という全国に全く例のない珍しい形をしている。
岡山城天守閣からは、大名庭園としてよく知られた岡山後楽園は勿論、城と後楽園の間を流れる旭川、そして岡山市街とそれを取り巻く周囲の丘陵を眺めることができる。従って、岡山市内観光をする前や後に訪れれば、岡山市の概要を体感的に掴むには最適の所である。
名称 | 岡山城 |
所在地 | 岡山市丸の内2-3-1 |
TEL | 086-225-2096 086-803-1332 岡山市観光課 |
概要 | 戦国武将 宇喜多直家の子宇喜多秀家が豊臣秀吉の意見に従い築いた城ー慶長2(1597)年完成ーで、天守閣の下見板が黒いところから”烏城”として知られている。
惜しくも、第二次世界大戦で焼失し、現在の天守閣は再建であるが、加工しないままの石で築いた野面(のづら)積の石垣など、他の城には見られない特徴が随所に残っている。 本丸跡は烏城公園として一般開放されている。国指定史跡。 |
展示種類 | 備前刀剣などの武具、城主等古文書、映像コーナー、江戸時代の城下町の再現 (特別展階催事変更有) |
特色 | 慶長2年宇喜多秀家によって完成された三層六階の城、別名を金烏城(きんうじょう)とも呼ばれ岡山市のシンボルとして市民に親しまれている。
春と秋には特別展が催されにぎわっている。 |
料金 | 常設展示期間中 大人320円(260円)、小中学生130円(110円)、( )内は20名以上の団体料金、
展示入替期間中 大人160円、小中学生65円、 65歳以上でシルバーカード保持者(岡山市内在住)、 身体障害者手帳保持者とその保護者など所定の条件を備えた方は無料。 共通券 岡山城・後楽園 580円、岡山城・後楽園。林原美術館 980円、 |
開館時間 | 9:00~17:30(入館は17:00まで) |
休館日 | 12月29日~31日 |
交通 | JR岡山駅より市内電車東山行5分城下下車徒歩約10分、
山陽自動車道岡山ICより車約20分 |
駐車場 | 普通車50台(市営駐車場使用) |
URL | 岡山城 |
岡山城 本丸 本段(上の段)は、岡山城本丸で最も高いところにあり、北端に天守閣が、中央付近に城主の私的な生活に必要な建物である御殿を有していた。本段の御殿へは一般の藩士の出入りは厳しく禁止されており、藩主は廊下門などの渡り廊下を、御殿勤めの者は六十一雁木門を使用していた。
岡山城 本丸 中の段は上の段(本段)の西側に、上の段より一段低いところに築かれ岡山藩の政治の場であると共に藩主の公邸である表書院(表向御殿)が多くを占めている。宇喜多時代に一部が築かれ、小早川時代に南部分、池田時代に北部分と藩主交替の度に拡張され現在の中の段になっている。
岡山城 本丸 下の段は、岡山城 本丸を構成する、本段(上の段)、表書院(中の段)、下の段の内、一番下の段を言い、本段・中の段を取り囲むと共に、南側と西側が内堀に面し、その他の側は旭川に面している。
岡山城 本丸は、藩主の住まいである御殿があった上の段(本段)、政治の場である表書院があった中の段(表書院)とこれらを取り囲んだ下の段の三段から成り、下の段の南方と西方は堀で、他は旭川により守られている。
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