備前市日生町を中心に備讃瀬戸と播磨灘の間に浮かぶ、多くが石英粗面岩からなる島々の集まり。陸地から至近距離にあり、山地の斜面が急に海面に突入する地形の島が多く、日生諸島独特の風景となっている。キリスト教殉教の島鶴島、古代から野生の鹿の生息地鹿久居島、古くから潮待ち・風待ちの島として栄えた大多府島など歴史や伝説を秘めた島が多い。瀬戸内海国立公園に指定された地域で、夕立受山からの眺めは絶景である。