倉敷市真備地区は、名の通り奈良時代、遣唐使として二度海を渡り、後右大臣として奈良朝政治史に大きな名を刻んだ吉備真備を輩出した旧真備町。南北を丘陵に挟まれた平野部を西から東に小田川が流下し東端で高梁川に流れ込んでいる。
地区内には琴弾き岩、産湯の井戸、公館跡、吉備公廟など吉備真備ゆかりの史跡が数多く点在し真備の菩提寺吉備寺脇にはまきび公園が造られている。推理作家横溝正史、疎開の地としても知られ地区内には「本陣殺人事件」などの舞台となった所もある。タケノコの産地。