矢上山 宝嶋寺
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宝嶋寺は平安時代初期の貞観元年(859)に理源大師により創建され多くの塔頭や末寺を有する大寺であったが、慶長年間(1596~1615)に殆んど焼失し、その後江戸時代中期の名僧寂厳(じゃくごん)を中興の祖として現在のように再建された。丹塗りの仁王門は、慶長の大火にも難を逃れたものである。
名称 | 瀬戸内三十三観音霊場 第3番札所
備中西国三十三所観音霊場 第22番札所 矢上山 宝嶋寺(ほうとうじ) |
所在地 | 〒712-8015 倉敷市連島町矢柄5633 |
TEL | 086-444-8035 |
宗派 | 真言宗 御室派 |
創建 | 貞観元年(859)に理源大師による |
本尊 | 十一面観世音菩薩 |
文化財 | 岡山県指定重要文化財 十一面観世音菩薩 昭和35年8月23日指定 |
特色 | 庭園ー小堀遠州作、
寂厳和上ー江戸期三筆の一人、 |
交通 | JR新倉敷駅より水島方面行バス20分宝島寺下車、
山陽自動車道玉島ICより車で約20分 |
駐車場 | 普通車30台 |
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矢上山 宝嶋寺の塔頭の一つ。貞観元年(859)、宝嶋寺創建と同時に塔頭寺院の一つとして円海坊という名で開創、その後貞享年間(1684~1688)に円海法印によって慈眼院と改称されている。高野山 真言宗の寺院で本尊は如意輪観世音菩薩。
宝嶋寺の塔頭の一つとして、宝嶋寺を開創した理源大師聖宝により、宝嶋寺建立の平安時代前期の貞観元年(859)もしくはその数年後の間に創建。本尊は、十一面観世音菩薩で病気平癒、安産、癇の虫封じに霊験あらたかな寺。
平安時代初期に創建された宝嶋寺の仁王門。室町時代(1338~1573)初期に建てられ、寺域の殆んどの建物が焼失した慶長の大火でも難を逃れたもので、木部をすべて丹塗りにした素朴で落ち着きのあるたたずまいをしている。
宝嶋寺より種松山・水島方面ー連なっている山の最高部が種松山山頂、右方の小さい丘は亀島。
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