百間川河口水門建設の歴史ー昭和ー

百間川河口水門ー昭和時代建設ー

百間川河口水門ー昭和時代建設ー

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昭和9年の室戸台風による洪水で、岡山市中心部をはじめ流域各所に大災害をもたらしたことを契機に、百間川に流入する計画高水流量を1,000㎥/Sから2,000㎥/Sに変更した。しかし、戦後の経済事情から、昭和36年に1,200㎥/Sに変更することになった。

計画高水量に対して、旧水門群では流下能力が足りないため、昭和38年から河口水門の改修を行い、5年の歳月と14億円余りを投じて、昭和43年に竣工した。水門付近の地質は、深さ20m程度まで軟弱層があるため、鋼管杭やコンクリート杭を1,300本余り打込んでいる。

水門全長:138m(径間長23mx6門)、扉高:6.0m、ゲート形式:シェル構造の鋼製ローラーゲート、重量:300t、開閉装置:電動単ドラムワイヤーロープ巻取式(1分間に30cm巻き上げる構造)(現地案内板)

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