大客殿及び庫裡ー最上稲荷 妙教寺ー
大客殿は、1916年(大正5年)に妙教寺二十世日勝聖人により再建。大客殿には、東西18m、南北36mの規模を持つ池泉回遊式の庭園がある。力強い石組が特徴(現地案内版参考)
客殿及び庫裡は、木造平屋建・本瓦葺。客殿は入母屋造で正面に唐破風造の大玄関が付属、庫裡は切妻造で客殿の東側に繋がっている。
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庫裡の北側には、木造二階建・入母屋造桟瓦葺の寒松軒を配している。寒松軒は、大正前期の建築と推定され、一階はガラス戸で開放的にし、二階は白漆喰で塗り込め、格狭間風の窓を開けるなど庭を意識した建築となっている。
大客殿及び庫裡、寒松軒は国の登録有形文化財。登録年月日ー2009年(平成21年)1月22日。
最上稲荷 大客殿前の大いちょうは、樹齢約400年を数えるご神木で1988年に岡山市の保存樹に指定。