国指定重要文化財(建造物)ー旧犬養家住宅ー昭和53年1月21日指定
旧犬養家住宅の主屋は18世紀前半の建築で、構造は和小屋。昭和53年(1978年)に国指定重要文化財に指定後、解体修理を行い、正徳年間(1711~1716)四代目に建て替えられた姿に復元されている。
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解体修理前は、家相図をもとに改造された佇まいであった。屋根は、本瓦葺で居室まわりは一段下げて錣(しころ)葺きとし、縁側を回している。また、武家屋敷に似て式台を設け、座敷には付書院も整備している。土間の天井の太い梁などは、まさに大庄屋の風格にふさわしいものである。(現地案内板より)
家屋内部は、表入口から裏口まで通り抜けの土間となっており、南側には、西から座敷、中の間、あがりはなの3室、北側には、西から納戸、部屋、台所の3室が並び、台所とあがりはなは板床となっている。
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