川入八幡神社

川入八幡神社

川入八幡神社

吉備の中山の最南端に鎮座している川入八幡神社は、備中守藤原宗弘が平安時代の貞観2年(860年)に宇佐八幡宮を勧請・創建した神社で、歴代の庭瀬藩主(戸川家・板倉家)が篤く崇敬してきた。

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薬師寺慎一氏は、その著「吉備の中山と古代吉備」(吉備人出版)の中で、「その頃は吉備の中山の近くまで瀬戸内海が来ていたことから、船で吉備の国に来る古代の人たちは、西の足守川に入る前に吉備に無事についたことをこの地で吉備の中山の神に祈る祭りを行っていたのでは」という旨の記述をしている。

宇佐八幡神社は、古代から祭祀が行われていた、このような場所であったからこそ勧請・創建されたのではないだろうか。

境内には、旧都窪郡吉備町関係の戦没者の霊を祭神として昭和21年に川入八幡宮の境内に創建した吉備護国神社が祀られている。

川入八幡宮 拝殿

川入八幡宮 拝殿

川入八幡宮 本殿

川入八幡宮 本殿

名称 川入八幡神社
所在地 〒701-0161 岡山市北区川入1165
TEL 086-293-0382
ご祭神 応神天皇、神功皇后、玉依姫命
創建 貞観2年(860年)
旧社格 村社
歴史 貞観2年(860年)宇佐八幡宮を勧請

代々の庭瀬藩主(戸川家・板倉家)が篤く崇敬

特色 参道入り口の手水鉢ー庭瀬藩主戸川安風の頃の銘ー延宝5年(1677年)ーがあり

拝殿前の石灯籠ー庭瀬藩主板倉勝興が寄進

主な祭典 春季大祭ー5月の第一日曜日、夏祭り(輪くぐり)ー7月31日、秋季大祭ー10月体育の日
交通 JR山陽本線庭瀬駅から徒歩約15分

山陽自動車道岡山ICより車で約20分

駐車場 3台可

 

川入八幡宮 参道入口

川入八幡宮 参道入口

川入八幡宮 鳥居

川入八幡宮 鳥居

川入八幡宮 参道

川入八幡宮 参道

吉備護国神社

吉備護国神社

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