仙石権兵衛陣跡ー備中高松城水攻めー
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羽柴秀吉の備中高松城水攻めにおいて、後に信濃小諸藩の藩主となる仙石権兵衛秀久陣跡は、羽柴秀吉本陣の石井山の麓近く、堀尾茂助の陣の北側に構えている。上の写真では、正面右中央に見える団地(造り山団地)付近がその陣跡ではないかと言われている。
この仙石権兵衛秀久陣からは、備中高松城は勿論、羽柴秀勝の陣、宇喜多秀忠の陣などがすぐ近くに見える。手前に見える青い覆いで覆われたのは備中高松稲荷の大鳥居。そのすぐ向こう附近が、堀尾茂助の陣があったとされる御崎宮。
仙石権兵衛陣跡は、団地となっているため、実際の陣跡ではなく、撮影したポイントを地図上で表示。
上部パノラマ写真左より 1.堀尾茂助陣跡ー左端の林 2.日差山ー正面中央左遠方に見える山の内左側 3.鷹ノ巣城跡ー正面中央左遠方に見える山の内右側 4.宇喜多忠家陣所跡ー右から伸びる丘陵の先端付近 5.羽柴秀勝陣跡ー最左端の林付近 6.備中高松城跡ー日差山の手前にかすかに見える林が本丸跡
仙石権兵衛陣跡
上の写真より広域で写したもの。手前の緑の帯が足守川。その向こう田んぼの中の左端附近に見える林が備中高松城跡。
仙石権兵衛陣跡
県道241号線より造り山団地方面を望む。下から見ている為、団地は林の陰になっている。
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備中高松城跡を望む
手前の林ではなくビルの手前にかすかに見える林が備中高松城本丸跡。その向こうの山は、小早川隆景の陣のあった日差山。仙石権兵衛陣跡は住宅団地となっており、備中高松城跡方面の眺望のよい所は個人の所有のところがほとんどで立ち入ることが出来ない為麓付近から撮影。