西山拙斎の居宅・私塾跡 

西山拙斎の居宅・私塾跡

西山拙斎の居宅・私塾跡

江戸後期の儒学者 西山拙斎が京都での遊学を終え39歳(1773年)の時生誕地に開いた私塾が欽塾で、拙斎の徳を慕って多くの弟子が入門した。拙斎は、64歳(1798年)でこの至楽居に没するまで教育に携わった。至楽居の庭内の円い蓮池に架け渡してある華月橋上の拙斎を描いた田中索我の作品が今も残っている。

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名称  西山拙斎の居宅至楽居(しらっきょ)・私塾欽塾跡
所在地  〒719-0243 岡山県鴨方町鴨方
TEL  0865-44-9035 浅口市観光協会
概要 江戸後期の儒者である西山拙斎は寛保20(1735)年鴨方村のこの地で医者恕玄の子として
生まれた。

当時の居宅を至楽居という。

京都での遊学を終えて鴨方に帰った拙斎が39歳(1773年)の時、ここに開塾した私塾が
欽塾で子弟の教育に専念した。

拙斎の徳を慕って遠近より入門する弟子が多く、塾は入りきれないほど盛況で塾生は
130人ほどであったという。

朱子学を正学とする学制の統一を説き、松平定信の「寛政異学の禁」に大きな影響を与えた。

拙斎は64歳(1798年)でこの至楽居に没するまで教育に携わった。

至楽居の庭内の円い蓮池に架け渡してある華月橋上の拙斎を描いた田中索我の作品が今も
残っている。

     鴨方町教育委員会 鴨方町文化財保護委員会(現地案内板より)

交通  JR山陽本線鴨方駅より徒歩約30分、または遥照山行または循環バス5分、

本町下車すぐ、山陽自動車道鴨方ICより車で約5分

駐車場  普通車42台

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