神道山ー黒住教本部ー
吉備の中山にある神道山は、江戸時代後期に岡山で生まれた神道、黒住教本部のある所で、春は桜やつつじ、秋には紅葉を楽しめる自然豊かな山。また、日の出の名所としても知られており、山頂に設けられた日拝所では、正月の初日の出は勿論、毎朝日の出を迎え拝む「日拝式」が欠かさず執り行われている。
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神道山 大教殿は、浦辺鎮太郎氏設計、清水建設施工により、昭和49年(1974年)10月に竣工、黒住教立教以来160年間その本部であった霊地、岡山の大元から遷座した。四方切妻入母屋づくり、雨だれ坪500坪、300畳敷きの建物で祭壇には「天照大御神」、「八百萬神」、「教祖宗忠神」が祀られている。
内部には、伊勢神宮から下賜された内宮のひのきの古材をはじめ5000石の木材が、基壇石には愛媛県石鎚連峰からの安山岩が、また、大屋根は宮城県産出の玄昌石(げんしょうせき)で覆われ、その上の千木・鰹木・棟瓦には岡山県重要無形文化財保持者であった故藤原建氏製作献納の備前焼が使われている。
名称 | 神道山ー黒住教本部ー |
所在地 | 〒701-1212 岡山市北区尾上2770 |
TEL | 086-284-2121 |
祭神 | 八百萬神、天照大御神、教祖宗忠神 |
特色 | 桜(サクラ):4月上旬(約600本)、ツツジ:5月下旬~6月中旬(約2,000本)、紅葉:11月上旬~11月下旬
山頂の「日拝所」にて毎朝、日の出を拝む行事「日拝」が行われている。 |
交通 | 山陽自動車道岡山ICまたは山陽自動車道総社ICから車で約25分
JR岡山駅から神道山行きバスで約20分 |
駐車場 | 普通車300台、バス150台 |