造山古墳 陪塚2号墳
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造山古墳 陪塚2号墳は、一辺約40mの方墳。周濠が存在し、外堤上に埴輪列を伴う。平成9年11月~平成10年1月の造山古墳陪塚遊歩道整備に伴った調査によって、この位置に2号墳の最も外側に並べられたとみられる約110個の埴輪列を確認することができた。
また2号墳に至る道路敷では一辺が40mにも及ぶ岡山県下最大級の2段築成の方墳である事が判明、深さ約2m、幅4mの濠と墓石も確認され、墳上から崩れ落ちたとみられる5世紀後半の蓋型埴輪や円筒埴輪の破片などが多数出土した。文化財保護の立場から一部計画を変更、現状保存を行った。(現地案内版)