四柱神社(よはしらじんじゃ)
Sponsored Link
当神社のご祭神は承平(しょうへい)年間(931~938)に摂津の住吉大社から勧請(かんじょう)したと伝えられる。
イザナギノミコトが黄泉国(よもつくに)から帰られた際、その死穢(しえ)を清めるため、日向の阿波岐原で禊(みそぎ)をおこなわれた。
海底に潜って濯(すす)いだとき、中ほどで濯いだとき、表面で濯いだとき、それぞれお生まれになったのが、ソコツツノオノミコト、ナカツツノオノミコト、ウワツツノオノミコトの三柱の神であった。
この住吉三神と称される神たちに、後一柱の神、神功皇后(オキナカタラシヒメノミコト)を加えて四柱の神となる。
日本書紀に見えている皇后の三韓征伐に当たって、この三神が大きな威力を示されたため、航海・漁業・農業の神として最初に住吉大社に祀られ、後世全国各地の港町に勧請されていったが、さらに平安以降には和歌・連歌・俳諧の神としても信仰されるようになった。
当神社にも「奉納一千句集・秀吟五十句」(文政十一年・一八二八年銘)の横額が奉納されている。
名だたる港町、下津井吹上の守護神として四柱の神が奉斎(ほうさい)された経緯の概要である。(現地案内板より)
名称 | 四柱神社 |
所在地 | 〒711-0927 倉敷市下津井吹上2-4-18 |
TEL | ー |
ご祭神 | 住吉三神ー表筒男命(ウワツツノオノミコト)、中筒男命(ナカツツノオノミコト)、底筒男命(ソコツツノオノミコト)
神功皇后ー息長帯姫命(オキナカタラシヒメノミコト) |
特色 | 階段が急であるが境内から下津井吹上地区の町並みと吹上港、そして瀬戸大橋の眺望がすばらしい。 |
交通 | 瀬戸中央自動車道児島ICより車で約10分 |
駐車場 | なし |