多宝塔ー由加山蓮台寺ー

多宝塔

瀬戸内海国立公園「由加山」の一角を占める。奈良時代の天平年間に創建された由加山蓮台寺とそれ以前から磐座信仰のあった由加神社が鎮座しており、讃岐の金毘羅宮と共に、両参りの「瑜加大権現」と呼ばれ全国庶民の信仰を集めて繁栄した。

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名称  別格本山 由加山蓮台寺(ゆがさんれんだいじ)
所在地  〒711-0901 倉敷市児島由加2855
TEL  086-477-6222
宗派 真言宗御室派
概要  真言宗御室派の準別格本山で、奈良時代の天平5年(733)に僧・行基によって創建された。
児島半島における最初の仏閣と伝えられる。

客殿(県指定重文)は江戸時代中期の建築で、これに付随した玄関・御成門・茶室・手洗所・
浴室とともに完全に保存されている。

客殿には、円山応挙絶筆の「竹鶏の図」など105面の襖絵がある。

江戸時代には讃岐の「金毘羅大権現」とともに両まいりの「瑜珈大権現」として信仰され、
岡山藩主・池田侯の祈願寺として崇敬され、隆盛となった。

参拝道は麓から旅篭屋・料理屋や地元の特産品を売る店が軒を連ね、遊郭等もあったが、
現在は当時の面影はない。

また、明治の神仏分離令で、明治6(1873)年、由加神社と蓮台寺(真言宗)に分離された。

重文 岡山県指定重要文化財 建造物 蓮台寺客殿(れんだいじきゃくでん) 昭和31年4月1日指定、

ー寛永11(1799)年の再建で、桁行9間(約18.8m)・梁間5間(約10.9m)の重層入母屋造
・本瓦葺の県下最大規模の建築。

上段、上々段の間を持つ書院造の建物は、岡山藩主の参詣時の
宿泊所に当てられていた。

岡山県指定重要文化財 建造物 蓮台寺多宝塔(れんだいじたほうとう)昭和31年4月1日指定、

ー江戸時代後期の天保14(1843)年に建てられたもので、県下に現存する多宝塔の中では最も
規模が大きい。

拝観料  大人(高校生以上)400円、小人(小・中学生)200円
拝観時間 8:00~16:00
交通  JR瀬戸大橋線児島駅より車約20分、

瀬戸中央自動車道水島ICより車約10分

駐車場  普通車100台、バス10台
URL 由加山蓮台寺

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蓮台寺多宝塔
由加山の多宝塔は、県下に現存する四つの多宝塔のうちで最も優秀なもので、その大きさも全国的に見て二、三を下るまい。
現在の塔は十六年の歳月をかけて天保十四年(1843)に建立したものである。
総欅材を用い、下層は三間四方、一辺の長さは約六メートル、総円柱で、内陣に五智如来(木像)をまつる。
上層は白い亀腹の上に円形の軸部を組んで立ち、腰勾欄を廻す 組物(斗栱)は上下層とも三手ないし四手先に組み、特に上層屋根の垂木は扇形に配列して軒の出の深い屋根をがっちりと支えて美しい。
屋上に立つ相輪は下から露盤、伏鉢、請花、九輪、蓮華そして頂上に火焔のついた宝珠をのせ、屋根の四隅の宝珠へ鎖をおろしている。
棟札によると大工棟梁は名匠として知られる大塚清左衛門(玉野市後閑)また、相輪の鋳造は露盤にのこる刻銘により百済市郎右衛門(津山)であることが知られている。昭和三十一年県指定の重要文化財となる。倉敷市(現地案内板)