八大龍王ー吉備の中山ー

八大龍王

八大龍王

吉備の中山の最高峰、龍王山(標高170m)の山頂にこの祠ー八大龍王ーがある。龍神は雲をあやつり雨を降らせる力を持つとされ、雨の少ない岡山南部の農耕社会では重要である。

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八大龍王の祠は、天明年間(1781年~1788年)の大干ばつの時、岡山の商人常盤屋が奉献したもので、豊島石製で8個の穴が開いた祠がある。

「備前国一宮大明神並御両神年中行事」によれば「3月3日山上八體龍王祭禮」とあることから、3月第1日曜日に八大龍王の前で「龍神祭り」を行っている。

八大龍王の名前は、難陀(なんだ)、跋難陀(ばつなんだ)、娑伽羅(しゃから)、和修吉(わしゅうきつ)、徳叉伽(とくしゃか)、阿那婆達多(あなばだった)、摩那斯(まなし)、優鉢羅(うはつら)である。(吉備の中山を守る会案内板より)

岡山市街パノラマー竜王山山頂よりー

岡山市街パノラマー竜王山山頂よりー

岡山市街北部ー竜王山山頂よりー

岡山市街北部ー竜王山山頂よりー

岡山市街南部ー竜王山山頂よりー

岡山市街南部ー竜王山山頂よりー

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