経塚ー吉備の中山ー

経塚ー吉備の中山ー

経塚ー吉備の中山ー

吉備国の中心とされる所にあり信仰の対象とされてきたという吉備の中山、その最高峰、竜王山山頂、八大龍王の両脇に鎌倉時代に経を筒に納めて埋納したとされる経塚遺跡がある。

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経塚は藤原道長が、金峯山に経を埋納したのが最初である。経典を後世に伝えるためのものだったが、次第に自分の後生安楽を願うものに変化した。

経塚は、聖なる山につくられ、岡山県ではこの場所と倉敷市浅原にある安養寺のものが有名。

御津郡誌によると経塚は八大龍王の両側にあり、各々から青銅製の経筒が出土しており、雨乞い祈祷に用いられていた。

しかし明治10年頃に一つは盗まれ、難を逃れた経筒は現在岡山県立博物館で大切に保管されている。ー吉備の中山を守る会案内板よりー

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