前部円墳・手前方墳ー金蔵山古墳ー

前部円墳部・手前方墳部

全長約165m、後円部の高さが18mの大型前方後円墳で、造山古墳、作山古墳、両宮山古墳に次ぐ県下4番目の大きさ。造られた時期は4世紀末~5世紀とされており、この時代では西日本最大の規模を誇る。1953年の発掘調査の結果、この古墳から鉄製品を始めとした多数の副葬品や、多くの各種埴輪が出土している。(現地案内板を参考)

Sponsored Link



名称  金蔵山古墳
所在地  〒703-8271 岡山市中区円山
TEL  086-270-5066 岡山市埋蔵文化財センター
概要  2014年度からは、岡山市教育委員会が5年計画で発掘調査を開始している。

それによると、古墳の西部くびれ部分からテラス状に張り出した「造り出し」で、円筒形
埴輪列と家形などの形象埴輪が見つかった。

その後、その円筒埴輪の内、楕円形の1列4基は、岡山県内では出土例の無い柵形
埴輪であることが分かった。

柵形は、畿内の大王墓級の古墳を中心に見つかっており、この金蔵山古墳の被葬者
が大和政権と密接な関わりがあったことを示す重要な発見となる。

「畿内と同じ祭祀形式を古墳時代前期段階から共有していることは、吉備と大和
政権が政治的に強い結び付きがあったことの表れで、古墳の規模でも大王墓と
ほぼ遜色ないことから、吉備の王は大和政権の一翼を担っていた可能性が高い」

(この部分、国立民族博物館の広瀬和雄名誉教授の話)
ー岡山市教育委員会発掘調査の部分は、2015年2月7日及び2月22日山陽新聞記事
を参考ー

その後、古墳の東部くびれ部に検出された祭祀の場とみられる壇状の付属施設「島状遺構」
について、発掘調査が平成29年~平成30年にかけての冬季に行われた(第4次発掘調査)。

その結果、島状遺構は、墳丘との間が陸橋でつながれ、島状遺構周辺や陸橋は側面が葺石で
覆われ、その状態がよく残っていることが判明した。

また、墳丘と島状遺構の間の溝状部分に柵形埴輪が出土しており、この部分に配置されていた
可能性が大きいと推定される。(現地説明会資料よりー2018年2月24日)

交通  JR岡山駅より両備バス25分、曹源寺前下車、徒歩約25分、

山陽自動車道岡山ICより車で約30分、徒歩約20分

駐車場  ー

第4次発掘調査現場ー東側くびれ部に検出の島状遺構部分ー

第4次発掘調査説明会現場ー東側くびれ部に検出の島状遺構・陸橋部分ー

Sponsored Link



金蔵山古墳平面図

金蔵山古墳平面図(現地案内板)