明禅寺城跡

明禅寺城跡

明禅寺城跡

操山山系のハイキングコース中でのビューポイントの一つ。宇喜多直家が亀山城を居城にしていた頃、西の備中国への備えに築いた出城跡。毛利側の三村氏との間で歴史に残る明禅寺合戦の行われた所としても有名。岡山市街の中心部付近から岡山空港方面にかけて北西部の展望が開けている。

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名称  明禅寺城跡
所在地  〒703-8234 岡山市中区沢田
TEL  ー
概要 この城跡から東に約8km離れた地に所在していた亀山城(岡山市沼)を居城にして、
戦国大名への成長期にあった宇喜多直家が、永禄9(1566)年に岡山平野と西隣りの
備中国への備えに築いた前衛基地の出城である。

翌年に備前国への侵攻を図った備中国の三村勢に占領されたが、宇喜多直家は奪還を
果たすとともに三村軍を迎え撃って完勝し、その大勝振りが明禅寺崩しと呼ばれた。

城構えは、操山山頂から北に延びた尾根の頂部に、背後(南側)に一段の腰曲輪を伴う
準中心郭(二の丸)を配置した小型の連郭式縄張りの山城となっている。

城郭の構築は、各郭とも土壇築成で、現状では郭の段取りと背後を遮断する堀切りが遺構
として確認できる程度であり、上部の建築物は柵や掘立柱建物を主体にした臨戦用城砦の
構造であったと考えられる。岡山市・岡山森林菅理署(現地案内板より)

交通  JR岡山駅より両備バス西大寺行、護国神社前下車徒歩約15分、

山陽自動車道岡山ICより車で約25分、徒歩約15分

駐車場  普通車16台(操山里山センター)

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