操山公園ー操山丘陵ー

操山ー芥子山中腹よりー
操山は、岡山市東部に位置する、後楽園の借景ともなっている山で、江戸時代は池田藩の藩林地。山中には築造当時としては、西日本で最大とされる金蔵山古墳をはじめ多くの古墳や史跡が散らばっている。山上には展望の開けた所が数ヶ所あり、岡山市街や岡山平野をはじめ、遠く小豆島、瀬戸内海などを眺めることが出来、散策に最適。
Google Mapー備前岡山藩ゆかりの地探訪地図ー
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操山の北麓、柿の里として知られた沢田地区にあり、自然豊かな雑木林の丘陵地やその麓で人と自然が調和してきた里山の暮らしに親しみ、学べる施設。操山散策の基地として、待ち合わせやガイドマップ、登山情報の入手、休憩にも最適。
和気清麻呂、楠木正行、児島高徳を祀っていた旧県社跡。操山山系の西端にあり、岡山市街の眺望がすばらしい。操山散策路の一部で、春、周辺には、「コバノミツバツツジ」の花が咲き誇る。本殿は戦後、近くの玉井宮境内に移された。
宇喜多直家が亀山城を居城にしていた頃、西の備中国への備えに築いた出城跡。毛利側の三村氏との間で歴史に残る明禅寺合戦の行われた所として有名。岡山市街の中心部付近から岡山空港方面にかけて北西部の展望が開けている。
操山、三畳岩展望所より岡山平野。上方を吉井川が中央付近を百間川が流れている。百間川より向こう側は岡山市東区、手前は中区。遥か上方に小豆島が右上方に児島半島と児島湾が見える。
名称 | 操山公園ー丘陵ー |
所在地 | 〒703-8234 岡山市中区沢田649-2(操山散策の拠点) |
TEL | 086-270-3308 操山公園里山センター |
概要 | 面積が258ha,高さ169mの雑木林の丘陵地。 |
特色 | 岡山市街中心部からでも歩いていける所に自然がいっぱいの里山、操山がある。
季節の良い秋や春の晴れた日の散策は如何でしょうか。 公園内には色々の散策コースが整備され、また、岡山市街や岡山平野、児島湾などを 比較的なだらかで、明るく、歩いていて非常に楽しい山。 この公園を知るにはまず、柿の産地として有名な沢田にある操山公園里山センターを 操山公園には、多くの登山口があり、その入り口や公園の中には案内板や道標も完備 |
神社・仏閣 | 歴史ある操山山麓には、多くの神社・仏閣がある。
市街地の近くでありながら、自然豊かで心安らぐ空間となっている。 多くの神社・仏閣が登山口近くにあるので、登山口の目標としてまた、歴史探訪や 曹源寺、石高神社、仏心寺、安住院、普門院、恩徳寺、古立石不動明王、松琴寺、 少林寺、 Google Mapー操山周辺の寺社地図ー |
古墳群 | 操山には、金蔵山古墳をはじめ、古代この地方で勢力を誇っていた支配者の墓(古墳) が50余基確認されている。 大半は、古墳時代後期(6世紀)に造られた横穴式石室を持つものであるが、旗振台 |
交通 | JR岡山駅より岡電高屋行バス20分、原尾島住宅前下車、徒歩約25分、
山陽自動車道岡山ICより車で約20分 |
駐車場 | 普通車16台 |
URL | 操山公園 |
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岡山市中区倉田より見た操山山系。最も左のピークが操山山頂、最も左の鉄塔のある山頂が旗振台、左から3番目の鉄塔のある付近が八畳岩古墳、最も右の山頂が円山(別名高倉山)、右から2番目の山頂が金蔵山古墳のある金蔵山(別名小丸山)。
築造当時では西日本で最大と推定されている金蔵山古墳は、吉備の穴海と呼ばれていたこの付近の海上からよく見える所として金蔵山を選んで築造したと言われている。その後に築造された、旗振台古墳、八畳岩古墳も同じ目的でその築造場所が選ばれたのだろうか?当時の風景を想像するのも楽しいものだ。
操山山系に属するピークの一つ。山頂は平らになっており南東端には、石鉄山古墳、南面には八大龍王と書かれた石碑があり、儀式跡と思われる平地が、南側の階段を降りた所には、古墳の上に円山不動尊の社が建てられている。
操山には、古代この地方で勢力を誇っていた支配者の墓が50余基確認されている。大半は、古墳時代後期(6世紀)に造られた横穴式石室を持つものであるが、旗振台古墳のように前期(4~5世紀)の方墳や、二股に分かれた古墳も。
金蔵山古墳を代表として多くの古墳が築造されたことからも分かるように、古くから開けた操山山麓には、多くの神社・仏閣があり、岡山市街地のごく近くでありながら、自然豊かで心安らぐ空間を作り出している。
操山公園は、操山を最高として、それに連なる山塊をつなぐ道を整備、維持し遊歩道として公園化したもの。落葉樹林、常緑樹林、スギ林、ヒノキ林など様々の態様の林を体験でき、操山の奥深さを知ることができる。
岡山市街地の東部にあり、後楽園の借景になっている山で、市街地の何処からでも眺められ、岡山市民にとっては心の風景の一つになっている。山裾に瓶井という泉があったことから古くは瓶井山、その後、三棹山呼ばれていた。
操山の北麓と百間川にはさまれた里。柿の産地として有名。岡山の市街からごく近いところに位置しながら日本のよき里山の風景をそのままに残している。操山里山センターがあり操山を知るにのに最適。ウオーキングマップの入手可能。