比丘尼妙善題目石

比丘尼妙善題目石
この法華題目石は、大覚大僧正が備中福山合戦の戦死者を供養した場所に、後の応永18(1411)年妙善尼が大僧正の聖跡を弔うために、自筆で主題の文字を書いて建てたと思われるもの。西辛川の妙善寺にあったが寛文7(1667)年に同寺が廃寺になった為、藩主の命によってここ大光院に移されている。
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名称 | 岡山市指定重要文化財 石造美術 比丘尼妙善題目石 昭和42年11月7日指定 |
所在地 | 〒703-8271 岡山市中区円山1071 |
TEL | ー |
概要 | この塔婆は、当寺の境内にある康永四年法華題目石とともに、御津郡一宮町大字西辛川の 妙善寺にあったが、寛文7年(1667年)に廃寺になったので、その後藩主の命により 大光院に移された。 大理石で造った笠塔婆で、高さ1.5米、三面に南無妙法蓮華経の題目を刻み、背面に もとこの石塔の所在地は、大覚大僧正が備中福山合戦の際に戦死した一千数百人の霊を 600年を経た珍しい石塔である。 大光院(現地案内板) |
材質ー大理石、
総高ー120センチメートル、 銘文ー正面、南無妙法蓮華経、背面ー比丘尼 応永十八(1411)年九月十日、妙善 |
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交通 | JR岡山駅より西大寺行きバス20分、曹源寺前下車徒歩約5分、
山陽自動車道岡山ICより車約30分 |
駐車場 | 普通車10台(曹源寺駐車場) |