八畳岩(奥宮磐座)ー吉備の中山ー
吉備の中山の尾根上に大小100を越える岩が集合して露出している所がある。その中で最大の岩の上面が平らで、畳八畳ほどの広さがあることからこの名がついたものと考えられている。八畳岩は吉備の中山の磐座の中でも代表的なもので、吉備津神社の奥宮として信仰されてきたので八畳岩のまわりにある岩群も含めて奥宮磐座と呼ばれている。
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この八畳岩の前の土中からは、土師器の破片が多数採掘されており、古代にはこの岩を神の依代として、神祭りが行われていた磐座であると推定されている。
八畳岩は吉備の中山の磐座の中でも代表的なもので、吉備津神社の奥宮として信仰されてきた。
この八畳岩の近くには古墳があり、この岩の名にちなんで、八畳岩古墳と名付けられている。(吉備の中山を守る会作成の案内板を参考に記述)