秦大ぐろ古墳

秦大ぐろ古墳

秦大ぐろ古墳

総社市秦のサントピア岡山総社敷地内も含めてその周辺に点在する金子古墳群の一つ。サントピア岡山総社南部の山林にある4世紀前半に築造されたと推測される前方後円墳で、金子10号墳とも呼ばれている。前方部を北西に向けた前方後円墳で全長は約61m(古墳全体の規模約62.5m)と、サントピア北方尾根にある前方後方墳の一丁ぐろ1号墳の約70m、茶臼嶽古墳の約65mに次ぐ大きさ。

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名称 秦大ぐろ古墳
所在地 総社市秦山崎
TEL
築造時期 4世紀前半
規模 前方部ー長さ約28m、高さ約3m、最大幅約20m、2段、

後円部ー直径約35m、高さ約6m、3段、

墳丘全長ー約61m(墳丘保護の基礎固めと考えられる高まりを合わせた古墳全体の規模約62.5m)、

特色 金子古墳群の内の一基で金子十号墳とも呼ばれる、

前方部を北西に向けた前方後円墳、

葺石、円筒埴輪、朝顔形埴輪、蓋型埴輪など少量の埴輪片が採集されている、
埴輪の特徴から築造年代は4世紀後半と推定。
(秦歴史遺産保存協議会作成の現地案内板および現地説明会資料を参考に作成)

交通 JR総社駅より車で約15分、サントピア岡山総社より徒歩約10分、

岡山自動車道岡山総社ICより車で約30分、サントピア岡山総社より徒歩約10分、

駐車場 サントピア岡山総社

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サントピア岡山総社から秦大ぐろ古墳へ行く道の途中には、「三角縁神獣鏡出土地」と書かれた案内標がある。この鏡は、天王日月銘三角縁四神四獣鏡(てんのうにちげつめいさんかくぶちししんしじゅうきょう)と呼ばれ、昭和6年(1931)に秦上沼古墳から出土したもので、現在その古墳の位置や形は定かではないがこの付近であろうと推測される。

正木山

正木山

サントピア岡山総社から秦大ぐろ古墳へ行く途中から見た正木山(標高381m)、山頂には、正木山をご神体とし磐座を御零代(みたましろ)とした、吉備の国最古の宮と伝わる麻佐岐神社が鎮座している。秦大ぐろ古墳もこの麻佐岐神社を意識して築かれたのではとの説もある。

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