姫社神社

姫社神社

応神天皇の代に、新羅の王子天之日矛の妻、阿加流比売が王子に罵られて日本に逃げて帰ってしまった。この時、王子も妻を追って日本に渡来してきたので製鉄の技術を持った家来たちによってこの地方に製鉄技術が広まり、阿加流比売は製鉄の神ー比買碁曾神ーとしてこの姫社神社に祀られている。

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名称 姫社神社(ひめこそじんじゃ)
所在地 〒719-1141 総社市福谷1423
TEL 0866-92-5461
御祭神 比買碁曾神(ひめこそのかみ)―阿加流比売命(あかるひめのみこと)ー
創建 不祥
社格 式外社 村社
由緒 古事記によると応神天皇の代に新羅の王子、天之日矛(あめのひほこ)―天日槍―は美人の
「阿加流比売(あかるひめ)」を妻としていたが、ある時、王子が罵ったので、自分の
祖国へ帰ると言って日本へ逃げて来た。その後、王子も妻を追って日本に来たとある。

阿加流比売の誕生の説話には、聖なる神の石(赤い石)から聖なる乙女が誕生するという
神女神石(しんにょしんせき)誕生伝承もある。

天之日矛の渡来集団に象徴される文化は、青銅器の文化ではないかと考えられる。
さらに製鉄技術を持込み伝承したと思われる。

天之日矛の妻「阿加流比売」は比買語曾神(ひめこそのかみ)とも呼ばれ、製鉄の神として祀った。

ヒメコソ神社と呼ばれる神社は全国に四社ある。当地総社福谷の姫社神社、佐賀県鳥栖市姫方町の
姫古曾神社、大分県東国東郡姫島村の比買語曾神社、難波の比買碁曾神社があり、ルートとしては
北九州から瀬戸内海、そして難波へと伝わったと思われる。

吉備の国が、製鉄王国であったと思われる理由には、高梁川西岸・新本川流域は製鉄関連の遺跡が
点在していること、さらには渡来系の秦氏が治めた地であり、秦氏は天日矛や阿加流比売を崇拝
していたということで、福谷へ社を建て祀ったのではないかと思われる。

神社下の水田は上条、中条、下条と言った地名が残っており飛鳥時代の条里制を表す跡と思われ、
古来からの由緒ある神社といえる。

交通 岡山自動車道総社ICより車で約20分、

JR伯備線総社駅より車で約10分

駐車場 無し

秦歴史遺産保存協議会作成の現地案内板より

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