庚申山 帝釈天
ここに祀られている庚申山 帝釈天は、宝暦年間(1751年~1764年)正法寺8世 観達院日道上人の代に、吉備の中山を構成する山の一つ、庚申山の山頂近くに帝釈天堂を建立、それまで正法寺に祀られていた藤原成親信仰の帝釈庚申天を移転したのが始まり。
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安永2年(1773年)正法寺11世 成就院日鎮上人の代になると二天門と鐘楼を建立、210段の石段を築くと共に二天門の右に水難火難を防ぐという持国天、左には夜叉の害から守るという毘沙門天を安置。
その後も昭和25年(1950年)に第二次世界大戦で供出を余儀なくされた梵鐘を鋳造、昭和30年(1955年)には鬼神帝釈天の立像を建立するなど数々の事業がなされてきた。
庚申山 帝釈天拝殿の右側には稲荷神社がまた右奥には宝暦13年(1763年)銘の大覚大僧正の塔などもある。庚申山山頂までは50m~100m程度。(正法寺前の案内板およびWikipediaの記載などを参考)
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