大雄山 大賀島寺

山門ー大賀島寺ー

山門

奈良時代に報恩大師が創建した備前四十八ヶ寺の一つと伝えられる古刹。戦国大名・宇喜多家や岡山藩主・池田家の尊崇が厚く、ゆかりの古文書や用具などが伝わっている。安永10(1781)年再建の本堂は、県下でも最大級の規模を持ち、瀬戸内市の重要文化財に指定されている。

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名称  大雄山 大賀島寺(おおがしまじ)
所在地  〒701-4223 瀬戸内市邑久町豊原2686
TEL  0869-22-0340
宗派 天台宗
創建 報恩大師
文化財  瀬戸内市指定重要文化財 大賀島寺(おおがしまじ)本堂 平成16年11月1日指定、

本堂は元亀元(1570)年に炎上、慶長元(1596)年に復興、現在の建物は
安永10(1781)年に再建されたものである。

平面は正面五間、側面六間、正面に一間の向拝(こうはい)をつける。

屋根は入母屋造(いりもやづくり)、本瓦葺、大棟の両脇に鬼板を置き、拝(おが)みに
三ツ花懸魚(みつばなげぎょ)を吊る。

軒は二軒繁?(ふたのきしげたるき)である。

正面の向拝柱を広くとり、外側に向かい柱間をしだいに逓減させ、中心性を強調している。

このため建物の正面は雄大でまとまりをもったものになっている。

軒や向拝の蟇股(かえるまた)、手挟(てばさみ)、木鼻(きばな)などの技法は江戸後期
の装飾主義の影響を受けず、慶長期の確実性をもち、全体的に統一されている。

岡山県下では最大級の規模をもつ本堂で、立地、外陣、内陣の計画に十分な配慮と検討が
加えられている。

瀬戸内市教育委員会(現地案内板)

交通  JR赤穂線邑久駅より車で約10分、

岡山ブルーライン邑久ICより車で約15分

駐車場  普通車50台

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