帝釈山霊山寺跡
帝釈山霊山寺は、奈良時代、鑑真和上が建立したと伝わる寺で、熊山修験道の拠点となっていたと言われている。現在は、霊山寺本堂に通じる階段跡、鐘楼か観音堂跡と思われる遺跡や塔身に「僧顕空 正應五壬辰七月十日」と刻まれた、霊山寺にいた僧顕空のものと思われる供養塔などが残っている。熊山遺跡は、この寺の仏塔であったという説もある。
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名称 | 帝釈山霊山寺跡ー熊山ー |
所在地 | 赤磐市奥吉原 |
TEL | 0869-55-6175 赤磐市観光協会 |
宝篋印塔 | 赤磐市指定文化財 熊山の宝篋印塔 昭和47年9月指定 |
鐘楼跡 | 霊山寺には、応仁二年戌子十一月十五日紀銘の梵鐘ー大工左衛門尉が鋳造したもので新田庄 (にったのしょう)寺見村の大檀那(おおだんな)祐長が奉納ーが、鐘楼に釣るされていた。 その鐘楼跡が霊山寺にあり、鐘楼に吊るされていた梵鐘は現在宝福寺の鐘楼に吊るされている。 |
交通 | JR熊山駅より徒歩約2時間、車で約20分、
山陽自動車道和気ICより車で約30分 |
駐車場 | 普通車20台 |