先陣庵ー源平藤戸合戦ー

先陣庵

先陣庵

先陣庵からは、源平合戦藤戸古戦場を眺めることができる。前方の山の上には、くらしき山陽ハイツ(休館中)があり、その山裾付近には佐々木盛綱が海の中に馬を進めたと言われる乗り出し岩もある。山陽ハイツの展望大浴場からの古戦場の眺めも素晴しい。

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名称  先陣庵ー源平藤戸合戦ー
所在地  〒710-0034 倉敷市粒江1214
TEL  086-428-1157
概要  今から約800年の昔、寿永3(1184)年12月(旧暦)源平藤戸合戦の行なわれた頃は、このあたりまで一面海であった。

対岸の源氏の陣中より佐々木盛綱が馬で海を乗切り、この地に上陸し、一気に平氏の陣営に攻め入り、源氏を勝利に導いた。

当時馬で海を渡るなど前代未聞、驚異的な行為であった。(源氏方には舟がなかった)

後に盛綱は、この地に「先陣寺」という寺を建て、戦没将兵と、渡海の手引きをしてくれた恩あるにもかかわらず、他言を封じるため斬殺した浦男との冥福を祈った。

当時は規模も広大であったが、いつしか衰えてしまって、一宇の小庵に、名残を留めているにすぎない。 藤戸史跡保存会(現地案内板より)

特色  先陣庵には、江戸時代末期に金毘羅大権現が勧請され、また西明院が種松山山上から移設されている。
交通  JR山陽本線倉敷駅より車約15分、

瀬戸中央自動車道早島ICより車約10分

駐車場  あり

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